生活習慣病を予防し「健康寿命」を延ばしましょう!
「健康寿命」とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。
人生を長く楽しむために、運動・食事・禁煙などについて心がけることが大切です。
日常の生活習慣を振り返り、できるところから取りくみましょう。
健康増進普及月間 統一標語(厚生労働省)
1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ ~健康寿命の延命~
1に運動
運動を行うことで、血液中の糖や脂質の消費量が増えて内臓脂肪がつきにくい状態となります。
その結果、血糖値や脂質異常、高血圧などが改善され、生活習慣病の予防につながります。また、運動はストレスの軽減にも効果的と言われています。
毎日プラス10分の運動習慣から始めましょう。
(ポイント)
・通勤・通学の時に、早歩きをする。
・エレベーターやエスカレーターではなく、階段を利用する。
・散歩の時間を10分追加する(10分で1000歩)。
・テレビを見ながら、ストレッチをする。
2に食事
食べ過ぎや欠食などの不規則な生活習慣は、内臓脂肪をためる原因になります。
またたんぱく質や脂質の過剰摂取、野菜不足、塩分、糖分の取りすぎが続くと生活習慣病を招く恐れがあります。
バランスのよい食生活を心がけましょう。
(ポイント)
・3食きちんと食べる。
・プラス1皿、今より多く野菜を食べる(1皿で70g)。
・夕食は軽めに(腹八分目)。
・油を使った料理を控える。
・塩分を控える。
・早食いを避け、ゆっくりよく噛んで食べる。
たばこは多くの有害物質を含み、がんを誘発し、動脈硬化を進行させます。
たばこを吸わない人も、周囲のたばこの煙を吸うだけで同じような影響があります。
禁煙について、考えてみませんか?
(ポイント)
・禁煙開始日を決めてみる。
・たばこを吸いたくなるような場所・状況を避ける。
・禁煙相談をする。
(八代市では、電話や来所等での禁煙相談を行っています。悩まれている方、まずはご相談ください)
最後にクスリ
既に糖尿病や高血圧症、高脂血症などの生活習慣病になっている場合には、生活習慣の改善に加え、薬によるコントロールが必要な場合があります。
毎年健診を受けて、生活習慣病の予防と早期発見に努めましょう!
八代市の健診申込みは、下記の問い合わせ先にお尋ねください。