下水道BCP(業務継続計画)について
下水道BCPとは・・・
業務継続計画(BCP;Business Continuity Plan)とは、災害発生時の資源に制約がある状況下において、適切な業務執行を行うことを目的とした計画のことです。
本市では、平時から災害に備えるため、災害発生直後から概ね30日で応急復旧を完了させる手順を定めた「八代市下水道BCP」を策定することとしました。
「八代市下水道BCP」は八代市地域防災計画における下水道班の分掌事務を詳細に明記したものと位置付けます。
今回、平成29年度版八代市下水道BCPに更新しましたので、その概要版を掲載します。
次の図は、県提供データを基に下水道施設と液状化危険度マップを重ね合わせたものです。(図A)
下水道BCP【全景】液状化×汚水全管渠 (PDF:941.2キロバイト)
次の図は、図Aに対して、さらに地震危険度マップを重ね合わせたものです。
- 以上から、八代平野は地震時の液状化の影響を強く受ける地盤であり、大規模地震の際には本市の下水道施設に甚大な影響を及ぼす恐れがあることが
- 想定されます。
熊本地震発生時においても、八代市下水道BCPに基づいて行動し、現時点で下水道サービスに影響した地域はありませんでした。
本市は、今後も八代市下水道BCPを基とした訓練および関係課との協議を継続し、計画の改訂を重ねながら、不測の有事に備えていくこととします。