今年の夏も無病息災
八代神社氷室祭
5月31日、夏場の無病息災を祈る氷室祭が八代神社で行われ、多くの参拝客で賑わいました。
氷室祭の起源は350年以上前。江戸時代初期の八代城主・細川三斎の健康を願い、宮地東町の三室山に積もった雪を献上したのが始まりと言い伝えられています。
米ともち米の粉で作られた縁起物の「雪もち」は、あんをくるみ蒸した白い和菓子です。祭りの日に限り、境内に露店が並び売り出されると、露店前には多くの参拝客の行列ができていました。
宮地町から参拝に訪れていた家族は「雪もちを食べたから、夏バテや熱中症の心配はいらない」と雪もちをいくつも頬張りながら笑顔で話しました。

終日多くの参拝客が訪れました

境内に設置された休憩所で雪もちを食べる参拝者