今年の夏は全国的に気温が高いと予想されており、熱中症事故防止のための適切な措置を講ずることが極めて重要です。特に以下の4点について「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(公益財団法人日本スポーツ協会)などを参考に対策を行い、熱中症事故を防止しましょう。
(1)活動の場所や種類にかかわらず、暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)に基づいて活動中止を判断すること
(2)それほど高くない気温の時期から、暑熱順化(体を暑さに徐々に慣らしていくこと)を行うこと
(3)スポーツなどの活動前に適切な水分補給を行うとともに、必要に応じて水分・塩分の補給ができる環境を整え、活動中や終了後にも適宜補給を行うこと
(4)熱中症の疑いのある症状が見られた場合には、早期に水分・塩分の補給、体温の冷却、病院への搬送等を行うこと
【参考資料】