令和6年4月記者会見
と き：令和6年4月25日（木曜日）午前10時～
ところ：本庁3階 庁議室
■市政の動向
（1）「デジタル予約アプリを活用したモビリティ・ハブ実証実験」の開始
昨年6月、国土交通省から実証実験の採択を受け、行政、交通事業者、警察および観光団体などで構成された「JR新八代駅周辺地区モビリティ・ハブ推進協議会」では、JR新八代駅を拠点にさまざまなモビリティサービスをワンストップで利用できるようモビリティ・ハブの形成のための実証実験を開始します。
この実証実験では、JR新八代駅から路線バスやタクシー、鉄道、レンタサイクルなどさまざまな交通サービスの情報にアクセスができる「やつしろモビリティアプリ」を構築するとともに、JR新八代駅からくまモンポート八代をつなぐ、AIオンデマンドバスである「くまモンポートライナー」を本市で初めて運行します。
この「くまモンポートライナー」は、令和6年5月3日から令和6年10月27日までの土日祝日を基本とし、夏期休暇期間中の8月5日から8月23日までは平日も運行します。乗車する場合は、「やつしろモビリティアプリ」のQRコードを読み取っていただくことで、予約や決済が可能となります。
なお、利用料金は1日何度でも乗降ができるフリー乗車券をアプリでご予約された場合1,500円で、アプリ以外でのご予約の場合2,000円でご購入できますので、この機会に是非、観光スポットとして注目の高まるくまモンポート八代までのアクセス手段として、多くの皆様にご乗車いただきたいと思います。
今回の実証実験を通して、マイカーを持たなくてもさまざまな交通サービスを活用して、市内を自由に移動できるようになり、来年度以降の必要な施策の検討に役立てるとともに、JR新八代駅を拠点として市内のにぎわいづくりにつなげていきたいと考えています。
（2）新観光ポータルサイト「きなっせやつしろ-Delight」の運用開始
これまで本市では、観光情報を配信する観光ポータルサイト「きなっせやつしろ」や、DМОやつしろが運営する観光サイト「まるごと八代」など、観光情報サイトが複数存在していたため、観光客や市民の皆様から必要な情報を探しにくいなどのご意見をいただいていました。
そのため、令和5年度のデジタル田園都市国家構想交付金を活用して、これまで複数存在していた観光情報サイトの統合に取り組み、このたび新たな観光ポータルサイト「きなっせやつしろ- Delight」を構築し、本日4月25日から運用を開始しました。
この「きなっせやつしろ- Delight」は、デザインを一新し、視認性を向上させたほか、お薦めの観光スポットや季節ごとの観光イベントのピックアップ表示、大型クルーズ船の入港情報なども容易に入手いただけるよう工夫を凝らしました。
多くの皆様に「きなっせやつしろ- Delight」をご利用いただけるよう、最新の観光イベントや観光スポット・グルメ・特産品など、八代の魅力を発信するポータルサイトとして、今後更に充実を図っていきます。