若い目線で八代の未来を見つめる
やつしろ高校生未来会議
市内の高校生が八代地域の活性化や住みやすいまちづくりについて研究・発表を行う「やつしろ高校生未来会議」が10月29日に八代ホワイトパレスで行われ、市内7つの高校から30人が出席しました。
これは、八代経済開発同友会が市内の高校生に、地域の魅力や課題を考え、まちづくりの方策を提案することで、主体的に地域づくりに関わることの重要性を学ぶとともに、地域への思いを深めてもらおうと初めて開催したものです。
各校から3~5人ずつが参加し、8月にオリエンテーションが、9月にグループワークなどが行われてきました。最終日となる今回は、これまでの研究成果や意見の発表がプレゼンテーション形式で行われ、少子高齢化や人口減少などの課題に対して、解決策やその効果の提案が学校ごとに行われました。
「産んでよし、育ててよしのまちづくり」と題して、子育て環境の充実について調べた野田望さん(八代東高2年)は「8分間のプレゼンの準備でもすごく時間がかかりましたが、その分達成感があります。今後は、八代には充実した子育て支援制度があることを高校生や若者に伝えていき、若者が八代で子育てをしたい、八代に住み続けたいと思うまちになることを願っています」と話しました。
▲外国人にも住みやすい環境について発表を行う八代農業高校の生徒ら
▲同会の村田眞一郎代表幹事から修了証が手渡されました
▲各校で意見を出し合った本市の課題や課題解決のアイデア