東陽町の魅力を伝えたい
日本遺産「中学生ボランティアガイド」発足式
日本遺産「中学生ボランティアガイド」発足式が10月2日に東陽定住センターで行われ、東陽中学校の生徒や関係者ら約30人が出席しました。
これは、東陽町の石工集団(種山石工)の活躍などのストーリーが令和2年6月に日本遺産に登録されたことをきっかけとして、同校生徒から東陽町の石橋やまちの魅力を多くの人に伝えたいとの声があがったことから、東陽まちづくり協議会など地域住民らと連携して実現したものです。
今回、中学生ボランティアガイドとして登録されたのは、1年生から3年生の18人で、これまで昼休みや夏休みの時間を使って、石橋や石工について自分たちで調べたり、地域住民に話を聞いたりして情報収集を行い、説明資料を作成し、ガイドの練習を重ねてきました。
発足式では、東陽まちづくり協議会の後村新一会長から委嘱状とユニフォームの授与が行われました。
後村会長は「東陽町の良さを自分たちで伝えたいという意気込みに感銘しました。楽しい気持ちでガイドができたら素晴らしいことです」と激励しました。
発足式終了後はプレガイドが行われ、重見橋や若宮神社のひねり灯籠、石匠館などを3班に分かれて巡りました。
同校3年の緒方蒼人さんは「石橋や石工のことを調べることにとても時間がかかり準備が大変でした。訪れた皆さん一人一人に分かりやすく説明し、東陽町にまた訪れたい、住みたいと思ってもらいたいです」と話しました。
日本遺産「中学生ボランティアガイド」は東陽しょうが祭が開催される10月23日に初めてガイドを務める予定で、今後、第1日曜日に事前申込制で行われます。
▲委嘱状を受け取る生徒
▲ユニフォームとして、背面に「石工の郷東陽」と書かれたポロシャツと帽子が授与されました
▲ユニフォームを身に付けた中学生ボランティアガイドの皆さん。八代よかとこ大使のごりけんさん(2列目中央)も応援にかけつけました。
▲重見橋は種山石工によって架けられ、重見地区から現在の石橋公園に移設されたことを説明する生徒たち