消防団協力事業所制度とは
地域防災の中核的存在である消防団は、近年、全国的にその団員数が年々減少しており、このままでは、地域の防災体制に支障をもたらすことになると憂慮されています。また、社会構造の変化や就業形態の変化などに伴い、消防団員の被雇用者化がすすんでいます。
このような状況の中、消防団の活性化を図るためには、被雇用者が入団しやすく、かつ消防団員として活動しやすい環境の整備が求められ、事業所の消防団活動に対する一層の理解と協力が必要となっています。
事業所と連携し、協力体制の構築を図ることにより地域における消防・防災体制の充実強化を図ることを目的として、平成21年より「八代市消防団協力事業所表示制度」を導入しました。
(八代市消防団協力事業所表示証)
認定の条件
消防関係法令に係る違反がなく、以下の条件においていずれかに該当することにより認定を受けることが出来ます。
- 従業員が消防団員として相当数入団している事業所等
- 従業員の消防団の活動について、積極的に配慮している事業所等
- 災害時において資機材等を提供する等、消防団の活動に協力している事業者等
- 従業員による機能別消防分団を設置している事業所等
- その他消防団の活動への協力により、地域の消防防災体制の充実、強化等に寄与している等、市長が特に優良と認める事業所等
表示証交付のメリット
- 表示証を事業所等へ表示するほか、ホームページや従業員の名刺等に掲載することにより、広く「消防団協力事業所」として地域貢献活動を広報することができ、事業所のイメージアップにつながります。
- 八代市工事入札参加者資格審査の加点措置が受けられます。
申請の方法
以下の方法で申請が出来ます。(※添付書類が必要な場合がありますので申請書をご確認ください。)
- 消防団の活動に協力している事業所等について消防団長等の推薦により申請する場合。