八代市における多文化共生社会の推進に関する取組みについて
1 やつしろ国際化推進ビジョン 【2019(平成31)年~2026(令和8)年】
・2019(平成31)年3月に、国際化推進の基本方針や施策を示すものとして策定。
・海外に向けた観光・経済戦略の展開、国際交流の拡充、多文化共生社会の推進、国際感覚を持った人材の育成を柱に
本市の国際化を推進する。
目指すべき都市像 「世界の笑顔が花咲く国際都市やつしろ」
在住外国人との共生を図るとともに、
訪日外国人観光客のおもてなしにより、
すべての市民と訪れる人々の笑顔が花咲くまちづくりを目指す
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2 多文化共生とは?
国籍や民族の異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと(総務省多文化共生の推進に関する研究会報告書2019)
3 これまでの市の取組み
(1)生活ガイドブック
・在住外国人向けに、生活情報をまとめた冊子
・合計4,000部作成 (英語・中国語・ベトナム語・タガログ語の4カ国語)
・住民異動の転入手続や、外国人技能実習生の監理団体等を通じて配布。
(2)やさしい日本語講座の開催
・やさしい日本語とは、普段使っている日本語よりも、より簡単で、相手の理解・レベルに合わせて調整した
分かりやすい日本語のこと。
・このやさしい日本語は、外国人のほか、子どもや高齢者、障がい者の方とのコミュニケーション手段として
活用することができる。
(3)外国人住民の一元的相談窓口の整備
①多言語通訳システム
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②母国語交流員の配置
・来庁された外国人が市役所で手続きされる際や、市民相談室を利用される際に、言葉の不安を解消するため、
総合案内所に配置。
英語・タガログ語 ・・・毎月 第1・第3 火曜
中国語 ・・・毎月 第2・第4 火曜
(4)日本語教室
・やつしろ国際協会(事務局:国際課)が毎月1回(原則第3日曜日14時から)開催
・交流型の日本語教室「にほんご交流ひろば」
(5)国際交流ボランティア登録制度
・通訳 16名(英語、中国語、韓国語、イタリア語、フランス語、クメール語)
・ホームステイ 11名
・交流サポーター 35名
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(6)広報やつしろでの広報
・広報やつしろで、多文化共生についての特集記事を掲載し、市民の理解を深める。
(7)JICA海外協力隊との連携 「異文化たいむ~世界のことを学ぼう~」の実施
・異文化たいむは、国際協力機構(JICA)と協力して、本市の小・中学校に海外協力隊OB・OGを派遣し、
国際協力の現場で活動した経験を講義してもらい、子どもたちの国際理解の涵養を図ることを目的として実施しているもの。
・2023(令和5)年度からは、監理団体の協力のもと、本市に在住する技能実習生にも参加してもらっている。
6 やつしろ国際協会の取組
(1)日本語教室「にほんご交流ひろば」 毎月1回開催 くわしくはこちら
(外部リンク)
・外国人市民が日本の行事や八代の祭り、生活ルール、防災、ごみの分別など、様々なテーマのもと、
日本人市民と交流しながら日本語を学習する日本語教室を開催。
(2)異文化カフェ 毎月1回開催 くわしくはこちら
(外部リンク)
・外国人市民や外国で生活した経験がある方を講師に招き、様々な国の生活習慣や食文化、言葉などに触れる交流会を開催。
(3)国際交流“ふれあい”フェスタ くわしくはこちら
(外部リンク)
・イベントを通じて各国の文化に触れ、多文化共生への理解を深めてもらうとともに、
国籍を問わず多くの市民に来場してもらうことで、協会の認知度向上を図る。
・外国人市民が、事故や事件、災害などから身を守り、また生活上のルールを再認識し、安全に安心して暮らせるよう、
実施を希望する会員企業・団体単位で出前講座方式による学習会を開催。
(5)市民対象「やさしい日本語講座」
・市民を対象に、外国人とのコミュニケーション手段として有効な「やさしい日本語」について学ぶ講座を開催。
(6)各種相談対応
・在住外国人等からの在留資格をはじめとする様々な相談に対し、関係機関を紹介するなど、相談内容に応じて対応。
(7)入管問題相談会
・福岡出入国在留管理局と連携して、開催。
(8)外国人が活躍する職場見学会 くわしくはこちら
(外部リンク)
・会員や市民を対象に、外国人が活躍する現場を見学し、日本人市民と外国人市民がお互いの理解を深めるために開催。
(9)ホームページ・インスタグラム・フェイスブック運用
(10)会報誌発行
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