令和6年10月記者会見
と き:令和6年10月16日(水曜日)午前10時~
ところ:本庁3階 庁議室
■市政の動向
(1)ゼロカーボンやつしろ推進協議会の設立
本市のゼロカーボンシティの実現に向けた連携体制を構築するため、市民、事業者、関係団体などとの協働で「ゼロカーボンやつしろ推進協議会」を設立し、その設立理事会を、11月1日に開催します。
本協議会では、まずは勉強会や講演会などのイベントの実施や情報発信などを行い、全市民がゼロカーボンに関する理解を深めるための周知啓発活動から取り組みます。そして次の段階では、「行動を起こす、行動変容を促す」ための様々な取組支援を実施し、経済性と持続性を両立させた脱炭素の取組を普及させる活動を行っていきます。
なお、本協議会の体制は、理事会と幹事会及び学生幹事会で構成することを予定しており、理事会及び幹事会には、電力、金融、工業、建設、経済、運輸、農林水産業、市民、有識者など幅広い業種から18団体に参画いただきます。
また、学生幹事会には、八代市内在住または八代市内の学校に在籍する高校生以上の学生、生徒から公募で参画してもらい、これからの時代を築いていく若い方の意見や想いを積極的に取り入れていくこととしています。
この学生幹事会では、市内の企業との交流を通したネットワーク構築も考えており、地元就職につながるなどの地域課題の解決にも寄与することを期待しています。
地球温暖化対策は規模が大きく効果が見えづらいことから、当事者意識を持ちにくい分野です。
一方で、次の世代に住みやすい環境を残していくためには、2050年ゼロカーボンシティの実現を目指し、全市民ひとりひとりができるところから取り組んでいくことが重要です。
そのための一助となるよう本協議会において取り組みを推進していきます。
(2)第50回記念 東陽しょうが祭の開催
このお祭りは、ショウガの収穫を祝うとともに主産地としてのPRを目的として開催しており、今年で50回目を迎えます。
今回は10月27日(日曜日)、道の駅東陽に隣接する石橋公園芝生広場において開催します。
今年の祭りも、採れたてショウガの即売会や子どもから大人まで楽しめる屋外アクティビティのほか、ステージでは英太郎さんのステージやくまモンショーなど幅広い世代が楽しめる催しを予定しています。
また、今回、特別企画として、先日設立された八代生姜ガストロノミーツーリズム推進協議会による東陽産ショウガを使った「豚肉の生姜焼きコンテスト」を予定しています。
市内飲食店が提供する自慢の生姜焼きを食べ比べていただき、是非投票にご参加いただきたいと思います。
会場で販売します東陽産ショウガは、品質の良さとみずみずしく辛みの少ない食味が特徴で、好評を得ていますので、多くの皆様にお越しいただき、ご賞味いただきたいと考えています。
(3)泉町紅葉祭の開催
泉町の五家荘地域は、九州最後の秘境といわれ、県内でも有数の紅葉スポットです。
紅葉に染まった美しい山々の絶景のほか、日本の滝100選に選定されている「栴檀轟の滝」、平家落人伝説の歴史ロマンや文化を伝える「五家荘平家の里」など、五家荘の魅力を伝える観光スポットも数多くあります。
また、今年4月にオープンした「道の駅 秘境の郷いずみ」は、観光案内所のほか、特産品を揃えたショップやジビエ料理を提供するレストランもありますので、お越しの際は是非お立ち寄りください。
なお、紅葉祭期間中の11月3日には、五家荘平家の里で「琵琶と夜神楽」が披露されます。
また、11月3日、4日、10日の3日間は、交通渋滞緩和の対策として、五家荘地域周辺で一方通行規制を行います。
交通規制の際は、案内看板を確認いただき、交通誘導員の指示に従っていただくようお願いします。
ぜひ、この時期しか見ることができない、紅く色づいた五家荘での紅葉狩りをお楽しみください。
(4)「~八代亜紀さんありがとう~第34回2024みなと八代フェスティバル」の開催
このイベントは、八代港の一層の発展に寄与することを目的として開催していますが、今年は、八代亜紀さんへの感謝の意を込めて、「~八代亜紀さんありがとう~第34回2024みなと八代フェスティバル」と題して開催します。
開催日は11月3日の日曜日で、くまモンポート八代をメイン会場として開催します。
港関係団体の皆様のご協力のもと、海上保安庁や国土交通省の船舶の一般公開や、港湾荷役機械などの展示、モーターボートやヨットの体験乗船も行われます。
また、地元の水産物を活かした料理「Sea級グルメ」のコンテストを開催するなど、八代港の魅力がたくさんつまったイベントとなっていますので、多くの皆様の参加をお待ちしています。
(5)2024やつしろ防災・119フェスタの開催
今年の同イベントは、11月9日(土曜日)9時30分から、八代市鏡文化センターで開催します。
このイベントでは、市民の皆様に、防災・減災対策の重要性を周知するとともに、更なる防災意識の高揚を図るため、防災セミナーをはじめ、災害現場で活躍する車両の展示や、防災に関する体験などを行います。
なお、今回は、八代広域行政事務組合消防本部の「119フェスタ」や、国や県と共同した「国民保護訓練」を同会場で実施する予定です。
今回のイベントを通して、防災を身近に感じていただくとともに、市民ひとりひとりの、より一層の「災害などへの備え」に繋がる機会となることを期待しています。
(6)第38回坂本ふるさとまつりの開催
この祭りは、令和2年7月豪雨災害からの復興を祈願しまして、「みんなで取り戻す生き生き笑顔のさかもと」をテーマに、11月10日(日曜日)に、さかもと復興商店街周辺で開催します。
当日は、坂本名物のぼたもち、鮎の塩焼き、しし汁などの特産品販売のほか、地域おこし協力隊による鹿肉を使ったカレーパンと竜田揚げを販売する予定となっています。
ステージでは、矢住千春さんによる歌謡ショー、芦北町相撲甚句、牛深高校の牛深ハイヤ節、バルーンショーなど、様々な催しを予定しており、ご家族でも楽しめる内容となっています。
ぜひ、多くの皆様にお越しいだたき、坂本町の住民の皆さんが一体となって、復興に向けて頑張っておられる姿を応援いただくとともに、坂本町の魅力を存分に味わっていただきたいと思っています。
(7)くまもと県南フードバレーフェアIN台湾基隆市
本市の友好交流都市である台湾基隆市において、八代をはじめとする県南の農林水産物、加工品等を集めた『くまもと県南フードバレーフェアIN台湾基隆フェア』を、11月16日(土曜日)、17日(日曜日)の2日間、基隆市バスターミナルで開催します。
通算7回目となる今回は、両都市間の友好関係を深めるため、基隆市の子どもたちによるステージパフォーマンスや基隆の伝統的な民族舞踊ステージをはじめ、さまざまなイベントを予定しています。
また、物産販売では8事業者が出展し、県南の農林水産物、加工品などを販売するほか、近年開発された新商品のテスト販売や試食など、盛りだくさんの内容となっています。
さらに、フェア翌日には台湾国内での商談会も予定しています。
今回のイベントや商談会の開催を契機といたしまして、基隆市との友好をより一層深め、本市産品の販路拡大につながるよう、私も出席し、本市のPRを行ってまいりたいと考えています。