令和6年6月記者会見
と き:令和6年6月20日(木曜日)午前10時~
ところ:本庁3階 庁議室
■市政の動向
(1)バドミントン
アジアジュニア チャンピオンシップの誘致活動
本市では重点戦略としてスポーツ大会や合宿の誘致を進め、交流人口の拡大による地域の活性化に取り組んでいます。
また、ホストタウン交流事業として、国際色豊かな若者の育成と競技力向上のために台湾と本市のバドミントンジュニア選手の交流を行っています。
このような中、バドミントンの国際大会「バドミントンアジアジュニアチャンピオンシップ」の本市開催に向け、日本バドミントン協会や熊本県バドミントン協会、八代市バドミントン協会、関係団体と協議を重ねているところです。
そこで今回は、6月28日からインドネシアのジョグジャカルタで開催される同大会を視察するとともに、アジアバドミントン連盟への誘致活動など、本市開催に向けたプロモーション活動を実施することとしました。
この大会は、18歳以下の大会で、アジア圏内の17か国約300名の選手が参加します。出場する選手の中からは、将来世界で活躍する選手が数多く輩出されており、アジアのジュニア選手にとっては最高峰の大会となります。
もとより、本市は6名のオリンピック選手を輩出するなど、バドミントンが非常に盛んな地域であります。
最近では、小・中学生合計の競技人口が最も多い種目となり、生涯スポーツとしても多くの方々が、バドミントンを愛好されています。
さらに、日本バドミントン協会も誘致・開催にあたっては、ご協力していただけることになったことから、この機会を活かして、本市開催に向けての機運を高めていきたいと考えています。
世界で活躍するトップジュニア選手の大会を誘致することで、バドミントン王国八代の更なる発展とスポーツによる地域活性化の推進につなげていきます。
(2)お祭りでんでん館の入館料を無料化
お祭りでんでん館は、令和3年7月の開館から約3年が経過しており、これまでに約4万人の方に入館いただいています。
また、最近では、クルーズ船の寄港再開などに伴い、インバウンドを含む観光客が増加傾向にありますことから、市内観光時の拠点となる施設として、にぎわいを見せています。
お祭りでんでん館には、笠鉾や絢爛豪華な刺しゅうが施された水引幕など、普段めったに見ることができない貴重な品を展示しています。
また、今年4月から、お祭り体感シアターの映像もリニューアルされ、より迫力のある映像がお楽しみいただけるようになりました。
そこで、本市では、市民や観光客など多くの方々に、ユネスコ無形文化遺産である八代妙見祭の出し物や笠鉾及び地域のお祭りなど、本市の様々な伝統芸能への関心と保存継承に向けた気運を一層高めていただくこと、加えて、クルーズ船乗客の市内観光時のゲートウェイ施設として、さらなる中心市街地の活性化につなげるため、本年7月から入館料を無料化し、展示棟内の全エリアを無料で自由に観覧できるようにしました。
また、この無料化に合わせて、記念イベントを開催いたします。7月6日は、午前9時から、お祭りでんでん館入口前で八代妙見祭の獅子舞を披露した後、9時30分から開館します。7日は通常どおり午前9時から開館となりますが、両日ともに、先着100人の方に、オリジナル手ぬぐいを配布します。
さらに、8月には、お祭りでんでん館恒例の夏のイベント「一日体験DAY(デイ)」も開催します。
これからも、多くの皆様のご来館をお待ちしています。