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2024.5.24 市長メッセージ

最終更新日:
 

市民の皆様へ ~最近の市政の動向について~

 新緑を照らす日差しが強まり、県内でも真夏日が記録されるようになってまいりました。今年の夏は平年より暑く、降水量は平年並みか多くなると予想されています。昨年は、九州で線状降水帯の発生が相次ぎ、各地で河川の氾濫や土砂災害が発生しました。気象庁では、今月下旬から、線状降水帯の発生予測を、これまでの地方単位から府県単位に絞り発表されるとのことですので、このような情報も生かしながら、これからの出水期に備え、災害対策に万全を期してまいりたいと考えております。 
 それでは、最近の市政の動向について、ご報告いたします。 

(1)八代市スマート避難所システム「はちパス」の導入について
 令和2年7月豪雨において、長期間にわたり避難所を運営した際の教訓を生かし、このたび、デジタル技術を活用した避難所システム「はちパス」を導入しました。 
  この「はちパス」は、災害時においては避難所への入退出受付をQRコードで行い、避難者の健康状態、必要な食事や支援物資の把握に加えて、避難所への入所情報を近親者等にお知らせする機能を盛り込んでいます。
  来月から19か所の自主避難所で本システムによる受付が可能となりますので、市民の皆様にぜひご利用いただきたいと思っています。 これにより、大規模災害の発生に備え、迅速な安否確認や被害状況の把握など、防災体制を更に強化してまいります。 
  なお、この「はちパス」を用いて、イベント開催時には参加申込・受付手続きにも活用することができます。 

(2)能登半島地震への支援について
 石川県輪島市への熊本県と県内市町村の合同チームとしての職員派遣については、これまでに22名の職員を派遣するとともに、加えて、先月は珠洲市からの要請に応じ、公費解体の業務を支援するため5名の職員を派遣し、復興支援に当たりました。 
  また、氷川町とともに被災地へ届けてきた半畳置き畳については、これまでに石川県の羽咋市、穴水町と珠洲市の仮設住宅やコミュニティ施設に約2,300枚をお届けし、被災者の方からも大変喜んでいただきました。
 被災地においては仮設住宅が次々と建設されておりますので、今後も順次お届けし、避難生活によるストレスをいぐさの香りで和らげていただきたいと考えています。

(3)台湾東部沖地震の被災地への支援について
 4月に発生した台湾東部沖を震源とする地震により、台湾各地において甚大な被害が発生しました。 本市と台湾基隆市とは、平成30年の友好交流協定締結を契機に、毎年のように交流を行い、強い絆で結ばれています。
 平成28年の熊本地震や令和2年7月豪雨災害、コロナ禍の際には、台湾の皆さんから多くの温かいメッセージやご支援をいただいたことから、八代市役所職員有志による義援金の目録を今月9日に台北駐福岡経済文化弁事処に贈呈してまいりました。 
 被災地の一日も早い復旧と復興を願うとともに、今後も、互いに助け合える良好な関係を築いていきたいと考えています。

(4)「デジタル予約アプリを活用したモビリティ・ハブ実証実験」について
 JR新八代駅を拠点に、様々なモビリティサービスをワンストップで利用できるよう路線バスやタクシー、鉄道、レンタサイクルなど、様々な交通サービスの情報にアクセスできる「やつしろモビリティアプリ」を構築し、JR新八代駅とくまモンポート八代をつなぐ、AIオンデマンドバス「くまモンポートライナー」を運行しています。
 「くまモンポートライナー」は、今月3日から10月までの約半年間、土日祝日に運行予定で、夏期休暇期間中の8月5日から8月23日は平日も運行いたします。
 この機会に是非、多くの皆様にご乗車いただきたいと思います。 今回の実証実験を通して、公共交通サービスの更なる充実に向けた施策を検討していくとともに、JR新八代駅を拠点とした市内のにぎわいづくりに繋げてまいります。
 
(5)新観光ポータルサイト「きなっせやつしろ-デライト」の運用開始について
 これまで複数存在していた観光情報サイトを統合し、新たな観光ポータルサイトとして「きなっせやつしろ-デライト」の運用を先月から開始しました。 
  この「きなっせやつしろ-デライト」は、デザインを一新し、見やすさを向上させたほか、おすすめの観光スポットや季節ごとの観光イベントを表示するとともに、大型クルーズ船の入港情報なども容易に入手いただけるよう工夫しています。 
  八代の魅力を発信するポータルサイトとして、多くの皆様にご利用いただけるよう、充実を図ってまいります。 

(6)「市政懇談会」について
  昨年度に引き続き実施するもので、今年度は市内21の地域のうち、昨年度未開催の10地域について、6月19日の麦島校区を皮切りに、月に2校区のペースで開催します。
 多くの市民の皆様に参加いただき、貴重な意見交換の場にしたいと考えています。

(7)各種イベントについて
  5月26日に「ふる郷愛鏡祭」を開催いたします。恒例の畳投げ大会や魚のつかみ取り体験に加え、旬を迎えたじゃがいもの詰め放題、メロン・アサリの販売を行います。
  来月2日には「第19回平家いずみ お茶まつり」を、道の駅「秘境の郷いずみ」開駅記念として、同駅を会場に開催します。 泉町のお茶をはじめとする特産品の販売のほか、手煎り釜茶の体験や鹿の皮を使ったモノ作り体験のほか、ステージイベントなど様々な催しを行います。
  最後に、8月2日と3日に開催予定の「八代くま川祭り」につきましては、八代亜紀さんへの感謝の気持ちを込めて、「~八代亜紀さんありがとう~第57回八代くま川祭り」として開催します。 
  昨年復活したカラオケのど自慢大会について、今年は「八代亜紀さん 追悼特別企画のど自慢大会」と題して、八代亜紀さんのオリジナル楽曲を課題曲とし、決勝戦では、八代亜紀さんの専属バンドによる生演奏で歌を披露していただく予定です。
  今年もお祭りでんでん館に特設ステージを設置し、総踊りをはじめ、のど自慢大会、大人みこし、子どもみこしなどの催しも予定しています。 いずれのイベントも多くの方にお越しいただき、祭りを楽しんでいただきたいと思います。 
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市長公室 秘書広報課

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