令和5年10月記者会見
と き:令和5年10月27日(金曜日)午前10時~
ところ:本庁3階 庁議室
■市政の動向
(1)八代市民使節団の台湾基隆市訪問
ご承知のとおり、本市と基隆市は、平成30年に友好交流協定を締結し、本年4月に5周年を迎えたところです。
この節目となる年の記念行事として、両市の友好関係を更に深めることを目的に、両市において市民使節団を結成し、相互訪問を行うこととしています。
先週は、やつしろ全国花火競技大会の開催に合わせて、基隆市民使節団27名が来代され、本市の秋の風物詩を心ゆくまで楽しまれたところです。
今回、11月17日から20日にかけまして、私を団長とする八代市民使節団62名を、4年ぶりに基隆市に派遣します。
基隆市では、謝 國樑市長を表敬訪問し、基隆市主催の歓迎レセプションへの出席、「くまもと県南フードバレーフェアIN台湾基隆市」のオープニングセレモニーへの参加などを行う予定です。
今回の訪問はもちろんのこと、国際コンテナ航路のサービス拡充、熊本~台北を結ぶ直行便の就航などを契機として、物流・人流の両面から、様々な分野における交流が益々深まり、両市の絆が更に強固に、そして末永く続くことを大いに期待しています。
(2)「くまもと県南フードバレーフェアIN台湾基隆市」の開催
本市の友好交流都市である台湾基隆市において、八代をはじめとする県南の農林水産物、加工品等を集めた『くまもと県南フードバレーフェア』を、11月18日、19日の2日間、基隆市の商業施設「イースクエア」で開催します。
4年ぶりとなる今回のフェアでは、5周年記念イベントとして、基隆市の子どもたちによるステージパフォーマンスをはじめ、さまざまなイベントを予定しています。
また、物産販売では8事業者が出展し、県南の農林水産物、加工品等を販売するなど、盛りだくさんの内容となっています。
今回のイベントの開催を契機として、基隆市との友好をより一層深め、本市産品の販路拡大につながるものと、大いに期待しています。
(3)「やつしろ防災フェスタ2023」の開催
今年のやつしろ防災フェスタは、11月3日の10時から八代市役所本庁舎で開催します。
近年、全国各地で大規模自然災害が頻発しており、今後も、いつ・どこで発生するかわからない災害に備えるためには、各自でハザードマップや備蓄品の確認など、日頃から災害に対する備えが重要です。
そのようなことから、市民の皆様に、防災・減災対策の重要性を改めて周知するとともに、更なる防災意識の高揚を図るため、防災セミナーをはじめ、災害現場で活動する車両の展示や防災に関する体験ができるイベントを行います。
防災セミナーに関しては、防災・安心プランナーの柳原 志保さんによる誰にでもすぐにできる防災術などの講話や、宮城県南三陸町で東日本大震災の語り部をされておられる菅原 文雄さんによる自身の体験談や震災から得た教訓について講話いただきます。
なお、自衛隊・消防・警察などの車両の展示に加え、球磨川流域治水に関するパネル展示や、豪雨体験装置など、見て、体験して、学べる内容となっています。
是非多くの市民の皆様にご来場していただきたいと思います。
(4)豪雨災害復興祈願 第37回坂本ふるさとまつりの開催
この祭りは、令和2年7月豪雨災害からの復興を祈願して、「みんなで取り戻す
生き生き笑顔のさかもと」をテーマに、11月12日に、さかもと復興商店街周辺におきまして、開催します。
当日は、坂本住民自治協議会や各地域振興会の皆さんによる、ぼたもちやしし汁などの販売のほか、ステージでは、歌謡ショーや秀岳館高校の雅太鼓、八代広域消防音楽隊による演奏など、様々な催しを予定しています。
また、地域おこし協力隊による会場全体を舞台とした謎解きゲームも計画しており、お子様連れでも楽しめる内容となっています。
ぜひ、多くの皆様にお越しいだたき、坂本町の住民の皆さんが一体となって、復興に向けて頑張っておられる姿を応援いただくとともに、坂本町の魅力を存分に味わっていただきたいと思っています。
11月11日には令和2年7月豪雨災害で流失した、坂本町の深水橋と上流3橋梁の着工式が開催されます。
また、同じく坂本町で流失した鎌瀬橋と坂本橋については、現在、国による架け替え工事が進められているなど、着実に復興が進んでいるところです。
今後も、坂本町の創造的復興を本市の最重要課題とし、精一杯取り組んでいきたいと考えています。