中村市長の新型コロナウイルス感染が判明したため、福島副市長が市長代理で記者会見を行いました。
令和5年3月記者会見
と き：令和5年3月28日（火曜日）午前10時～
ところ：本庁3階 庁議室
■中村市長の新型コロナウイルス感染について
中村市長に新型コロナウイルス感染症の陽性が確認されました。
本日（3月28日）に起床された後、体のだるさと関節及び喉の痛みを自覚されたため、新型コロナウイルス感染症の簡易検査キットによる検査を実施されたところ、陽性反応となり、その後、医療機関においてPCR検査を受けられた結果、陽性が確認されました。発熱はないとのことです。
公務復帰は4月5日（水曜日）の予定です。
なお、症状が軽症であるため、自宅療養とされ、連絡体制を確保して公務を継続されますので、職務代理者は置きません。
■市政の動向
1．「八代港を核とする将来的な成長ビジョン」の策定
県下最大の貿易港である八代港においては、TSМCの熊本県進出を契機として、今後益々増加が見込まれる輸出入貨物への対応や、誘客による経済効果の創出、防災拠点としての機能強化など、新たな取組が必要となっています。
さらに、脱炭素化の加速やデジタル技術の急速な進歩など、急激な社会変化が想定される中、八代港がその役割を果たし、更なる成長を続けていくことができるよう、八代港の将来像を定めるとともに、その実現に向けた短期、中期、長期的な取組を「八代港を核とする将来的な成長ビジョン」として策定したものです。
八代港の将来像としては、「物流」、「人流」、「防災」の3つの基盤となる機能を強化するとともに、時代の潮流に合わせて強化する機能として、「産業集積」、「担い手確保」、「デジタル技術の活用」、「カーボンニュートラル」の4つを合わせた7つの柱についての具体的な方針を定めています。
今後、八代港の利活用促進に必要な施策の指針とするほか、国や県への要望活動における基礎資料として活用したいと考えています。
本市としては、引き続き、国や県、民間事業者の皆様と連携を図りながら、南九州地域の主要な産業を支え、物流・人流拠点である八代港の将来像の実現に向けて、一歩ずつ、着実に取り組みます。
2．八代市宮地東サテライトオフィスのオープン
八代市宮地東サテライトオフィスは、平成25年に廃校となった旧宮地東小学校を、IT関連企業のサテライトオフィスやワーケーションなどで活用できる施設に改修したもので、4月3日（月曜日）に運用を開始するものです。
本市では、平成28年度から、IT関連企業などオフィス企業の市街地への誘致に力を入れ、これまでに12社を誘致することなどにより、関係人口の創出や地域のにぎわいの創出につなげているところですが、今回の運用開始によって、市内全域に波及させるきっかけにしたいと考えています。
施設には、オフィスや会議室、調理室などを整備し、企業のサテライトオフィスやワーケーションとしての利用のほか、各種のビジネス交流や地域交流イベント等も開催することができます。
より多くの企業や団体の皆様に、このサテライト オフィスをご利用いただき、更なる関係人口の創出や移住定住の促進につながることを期待しています。
3．やつしろ道路情報マップ（Ydマップ）の運用の開始
やつしろ道路情報マップ（Ydマップ）は、令和2年7月豪雨災害における道路の復旧や通常の道路工事における通行規制等の状況を、パソコンやスマートフォンなどで確認することができるデジタルマップで、4月1日（土曜日）から運用を開始します。
坂本町における令和2年7月豪雨災害の復旧工事や復旧後の状況を写真などで確認いただけるほか、大雨や地震など自然災害で被害を受けた国道や県道、市道の復旧工事において、規制の開始時期や工事完了日、進捗率などの状況を確認することができます。
この「やつしろ道路情報マップ」を多くの市民の皆様にご利用いただき、災害復旧状況の見える化や日常の移動の円滑化につながるよう、広く周知を図ります。