国、県と連携し、八代の振興に邁進
多くの皆様の信任を得、今回、市長に当選させていただきました。
今、本市は非常に大事な時期を迎えています。景気回復の歩みが始まった中、高速道や新幹線、八代港という交通や物流の基盤、広大な平野や球磨川の水の恩恵を受ける農業や工業など、都市としての魅力や高いポテンシャルを生かして、移住・定住に向けた施策を強化し、人口減に歯止めをかけ、「熊本の副都心」を目指す必要があります。
そのためには、国や県との連携が非常に大切です。旧八代市議4年、県議11年の経験と人脈を生かし、国や県との意思疎通をスムーズに行い、八代の振興を加速させていきます。
まずは、基幹産業である農業の元気回復。農業基盤整備など国や県の補助事業を確実に確保するとともに、営農相談や新規就農支援などに取り組みます。
また、県が進めるフードバレー構想を具体化し、食関連の企業や研究施設を誘致し、6次産業化を推進するとともに、若者の雇用の場を確保します。
国際定期コンテナ船の増便が進む八代港は、フルガントリークレーンの設置が急務です。県の協力のもと、できるだけ早い時期に整備の道筋をつけます。
さらに、冠水対策などを進め災害に強いまちづくり、子どもの医療費助成の対象年齢拡大など、環境や医療、福祉、教育などの施策を充実し、子どもから高齢者まで誰もがいつまでも楽しく暮らせるまちづくりに取り組んでいきます。
皆様のご支援ご協力を、よろしくお願い申し上げます。
八代市長 中村 博生