八代地方の農業では、トマトの生産安定化をはじめ、イチゴの「ゆうべに」や、いぐさの「涼風」の栽培の増加、多彩で大規模な露地野菜の生産拡大、さらにはスマート農業の活用など、明るい話題も多く聞かれます。
その一方でTPPなど市場のグローバル化の問題や担い手の高齢化及び減少、消費者ニーズの多様化への対応など難しい局面が続いています。
このような状況を踏まえ、将来的にも消費地から必要とされる産地となるよう、担い手の確保・育成や農産物の安定供給、品質向上を図り、地域農産物のPRや販路拡大などに積極的に取り組みながら、県南振興の柱である「県南フードバレー構想」の実現に向けて関係機関と連携して進めていきたいと思います。
【八代港現場見学会】 ■日時：令和元年7月11日（木曜日）13時30分 ■場所：八代港外港地区埠頭 |
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来年3月に完成予定のクルーズ客船旅客ターミナル等の整備状況を視察しました。6月末には、クルーズ船専用岸壁のジャケット据付工事が行われ、クルーズ拠点整備がまた一歩前進したところです。クルーズ拠点の供用開始に向け、官民連携して引き続き取り組んでまいります。
【八代市立博物館 夏季特別展覧会「なるほど！紙づくりの世界～手漉きと機械製紙～」開会式】 ■日時：令和元年7月12日（金曜日）9時30分 ■場所：八代市立博物館 |
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7月12日から八代市立博物館未来の森ミュージアムにて、夏季特別展覧会「なるほど！紙づくりの世界〜手漉きと機械製紙～」を開催しております。
紙の産地として全国的に知られた宮地では、檀紙や奉書紙などの高級紙を製造する技術が発達し、高い技術で藩の御用を務めた職人たちもいました。明治時代以降は、大量生産ができる機械製紙が主流となっていき、現在は日本製紙株式会社八代工場が新聞紙や上質紙などを製造されています。
この展覧会は、「八代の紙づくりの歴史と製品の魅力」が存分に詰まったものになっておりますので、皆さんも是非お立ち寄り頂き、ご観覧いただければ幸いです。