所在地・・・西松江城町12-35 八代市立博物館未来の森ミュージアム(0965−34−5555)

八代城改築に関する絵図面で実物の140分の1。城郭内部の各部屋の用途別利用状況や城郭周辺の建造物、伝習堂、永御蔵、大書院等、その位置を詳細に明記しているものはなく、貴重です。
八代郡誌に「寛文12年(1672)2月19日雷八代城に震し、一・ニの天守閣及其の他の城櫓館舎に延焼す。同年7月幕府に陳して之を修理す。然れども天守第一閣は復旧せず。延宝4年(1676)八代城修築功竣る。寛政9年(1797)10月2日火災に罹り、牙城の館舎並びに3階楼に延焼す。同10年(1798)3月斉滋幕府に稟請し再修す。享和3年(1803)3月土木功竣る。」と記述されているところから、本絵図面の作図調製された時期は、享和3年3月以降、明治2年(1869)までの間と推定されます。
指定名称・・・八代城間取図(やつしろじょうまどりず)
指定・・・市指定
種別・・・有形文化財(歴史資料)
指定年月日・・・昭和45年8月10日
大きさ・・・縦373.0cm 横323.0cm
制作年代・・・江戸時代後期
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