


☆彡『多様な性を表す言葉』 最近、テレビやニュース等で「LGBT(エル・ジー・ビー・ティー)」という言葉を見聞きする機会が増えてきました。
次の性的指向や性自認の言葉の頭文字を取って組み合わせた言葉で、『性的マイノリティ』を表す言葉の一つとして使われています。
≪性的指向≫ どのような性別の人を好きになるか。
L・・・Lesbian レズビアン (女性の同性愛者。心の性が女性で恋愛対象も女性)
G・・・Gay ゲイ (男性の同性愛者。心の性が男性で恋愛対象も男性)
B・・・Bisexual バイセクシュアル (両性愛者。恋愛対象が女性にも男性にも向いている)
≪性自認≫ 自分の性をどう認識しているか。
T・・・Trangendar トランスジェンダー (「身体の性」と「心の性」が一致しないため、自身の「身体の性」に違和感を持つ人)
LGBT以外にも、
クエスチョニング(性自認や性的指向が明確ではなく揺れ動いている人)やアセクシュアル(他人に恋愛感情を抱かない人)
など、多様な性を表すさまざまな言葉があります。
☆彡『20人に1人』
LGBTの人たちがどれくらいいるのか?
性的マイノリティは、様々な調査により人口の約3~8%と言われています。
20人に1人くらい・・・学校で考えるとクラスに一人の割合程度と推計されます。
「そんなにいるのか?」「私の周りにはいない」と感じる人も多いと思いますが、
当事者は、いじめや偏見を恐れて、周囲に伝えることができないでいます。
☆彡『当たり前って?』
社会には男性と女性しかいない。恋愛対象って、男性は女性で、女性は男性。異性を好きになるのが当たり前。
そんな社会の「当たり前」以外を排除するような社会では、当事者を苦しめてしまいます。
☆彡『性のかたちは、様々』
性的指向や性自認を理由とする偏見や差別をなくすため、
まずは、性的マイノリティについて、正しい理解と認識を深めましょう。
性的マイノリティも含め、誰もが自分らしく生きられる社会を実現するために
職場や学校でできること、地域でできること、考えてみませんか?
※市人権啓発センターでは、人権に関するDVDの貸出しを行っています。
学校や職場、地域などでの研修会や学習会にご利用ください。
貸出しは無料です。(貸出中の場合もありますので、事前にお電話で確認・予約してください。)
H30人権啓発ビデオ一覧
(PDF:866キロバイト)
◆DVD「いろんな性別~LGBTに聞いてみよう!~」(児童用34分・先生用30分)
◆DVD「セクシャルマイノリティ入門 もしも友だちがLGBTだったら?」(高校生向け20分)
◆DVD「あたなが あなたらしく 生きるために ~性的マイノリティと人権~」(一般向け30分)
※法務省のホームページには、動画、リーフレットや性的マイノリティ理解入門編「活用手引き」など
があります。どうぞ、ご活用ください。
◆法務省ホームページ
(外部リンク)
◆人権啓発ビデオ「あなたが あなたらしく生きるために 性的マイノリティと人権」(クリックでYouTube法務省チャンネルにリンク)
(外部リンク)
多様な性について考えよう・リーフレット
(PDF:978.2キロバイト)
