所在地・・・東陽町小浦
江戸末期に架けられた橋だと推測され、石工も不明です。
橋下には石畳があり、橋の土台部分が水流で掘られないようにしてあります。小型の石橋は、架ける場所の寸法を縄に取り、その縄を基に平面図を地面に原寸大に作図し、それに合わせて輪石を切り、現場に木材で土台となる支保工を作り、石橋を造っていったと伝えられています。
冬の農閑期を利用して造られた、石工の里ならではの素朴な新開橋です。
長さ 約2.2m
径間 約1.1m
拱矢 約0.9m
橋幅 約2.2m
名 称 新開橋(しんかいばし)
指 定 市指定有形文化財
種 別 有形文化財(建造物)
指定年月日 昭和63年3月1日
制作年・時代 江戸時代末期 19世紀
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