所在地・・・豊原上町

中世には「杭瀬」と呼ばれ、近世には「石堰」に改造され、「遥拝堰」と呼ばれるようになりました。
堰から取水した水は、太田井出(おおたいで)・麓川などを通って鏡町の七百町新地などの干拓地も潤してきました。
現在の遥拝堰は昭和40年代に建設され、湾洞沈砂地で分けられた水は、農業、工業用水のほか、宇城・天草地域の水道水としても利用されています。
名称・・・・・・・・・平安後期〜中世の用水施設杭瀬とその発展と遥拝堰(へいあんこうき〜ちゅうせいのようすいしせつくいぜとそのはってんとようはいぜき)
指定ランク・・・・市指定
種別・・・・・・・・・記念物・建造物
指定年月日・・・昭和40年4月12日
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