所在地・・・上片町
墳丘の長さが77m、後円部径48.2mの前方後円墳。現況としては八代平野で最大の古墳です。
前方部に熊野座(くまのざ)神社を祀り、社後に大樟(くす)や墓地があります。前方部はほぼ原形を残していますが、幅が半減しています。くびれ部と後円部は大部分が取り除かれていて、割石積み横穴式石室の側壁の一部だけが残っています。
石室からは須恵器(すえき)・土師器(はじき)数点のほかに、轡(くつわ)や金具などの馬具・鉾(ほこ)・刀の一部が出土しています。
名称・・・高取上の山古墳(たかとりうえのやまこふん)
指定ランク・・・市指定
種別・・・記念物(古墳)
指定年月日・・・昭和44年10月11日
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