所在地・・・妙見町
八代神社(妙見宮)正面の鳥居の向かって左側に手洗舎があります。もともとは道を隔てて、大楠の向こう側にありました。
屋根や全体の形が非常に美しく、瓦製の亀蛇が両棟屋根の隅だるきの上に乗せられています。
また、欄干には松井家の紋、柱には亀甲の模様がついています。下囲いの腰石に刻まれた寄進者の名前には、帯屋、高瀬屋、松屋、菊池屋、三国屋、長府屋、五條屋、沢屋などの当時の豪商の名があり、大阪商人の名前も見られます。当時の町方の財力の豊富さを伺い知ることができる、妙見文化の重要資料です。
指定ランク・・・・市指定
種別・・・・・・・・・有形文化財・建造物
指定年月日・・・昭和40年5月18日
指定文化財一覧に戻る