地域・・・鏡町硴原
鏡地区は約八割が干拓によって形成された土地で、幾度となく干拓が繰り返されてきました。
その中でも文政4年(1821)の七百町新地(ななひゃくちょうしんち)の築造は最も大がかりで、出稼ぎの人夫たちに過酷な労働を強いることになりました。
おざや名所はそんな中、生まれた労働唄です。
天草の阿村(あむら)のお菊さんと現場監督のだいばどんの悲恋物語がおり込まれ、軽快なリズムに合わせた面白い囃子(はやし)とともに踊りが繰り広げられます。
この民謡はその後、八代海沿岸や有明海沿岸の干拓工事とともに他地域へ広がったといわれています。
名称・・・・・・・・・硴原子ども会おざや名所(かきはらこどもかいおざやめいしょ)
指定ランク・・・・市指定無形民俗文化財
種別・・・・・・・・・民俗文化財・民俗芸能
指定年月日・・・平成16年3月19日
祭礼日・・・・・・・随時
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