地域・・・鏡町
第14代仲哀天皇の頃、九州平定のため、石川宿禰(いしかわのすくね)がこの地に立ち寄った時、天候が悪く海の幸が手に入りませんでした。
そこで、村の若者たちが、鏡が池に飛び込み鮒を手づかみで取って献上したのが「鮒取神事」の由来であると云われています。
毎年4月7日、印鑰神社大祭時に実施され、神幸行列のあと太鼓の合図とともに締め込み姿の若者約50名が池に飛び込み鮒や鯉を取ったり、泥を見物人に投げたりします。
その泥に当ると、無病息災に過ごせると云われています。取られた魚は、印鑰神社(祭神:石川宿禰)に献上されます。