地域・・・千丁町古閑出

天明年間(1781〜1788)、八代地方は3年続きの大干ばつにみまわれ、多くの人々が飢えに苦しみました。
村の百姓たちは龍峯山に太鼓を持って登り、三日三晩願いを込めて雨乞い太鼓を打ち鳴らしました。
満願の日、一天にわかにかき曇り盆を返すような大雨となり、村人も作物もようやく生気を取り戻しました。人々は、天の神に感謝し、一文銭(いちもんせん)を5〜6個入れた竹筒を振りながら舞い踊ったのが始まりといわれています。
現在は銭太鼓保存会によって伝承されています。
名称・・・・・・・・・銭太鼓(ぜにだいこ)
指定ランク・・・・市指定無形民俗文化財
種別・・・・・・・・・民俗文化財・民俗芸能
指定年月日・・・平成17年4月1日
祭礼日・・・・・・・随時
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