所在地・・・袋町5-34
白雲山医王寺は、高野山城福寺(こうやさんじょうふくじ)の末寺で真言宗(しんごんしゅう)寺院です。松江城(八代城)建設以前には松江村にあったと伝えられていますが、一時荒廃し、寛文2年(1662)八代城下の石原町に移転。寛文5年(1665)、八代城主松井寄之(まついよりゆき)の夫人崇芳院(すうほういん)が、夫の病気平癒(へいゆ)を願って現在地へ再興(さいこう)し、八代城と城主の安寧(あんねい)を祈祷(きとう)する寺となりました。
本寺は、宮地の妙見宮(現八代神社)に付属した神宮寺(じんぐうじ・明治の神仏分離によって廃寺)の遺品をはじめ、浄心石塔(じょうしんせきとう・正平16年・1361)や庚申碑(こうしんひ・寛文12年・1672)など貴重な文化財を数多く伝えています。
名称・・・・・・・白雲山医王寺(はくうんざんいおうじ)
指定ランク・・・・市指定有形文化財
種別・・・・・・・有形文化財・建造物
指定年月日・・・・昭和40年5月18日
連絡先・・・・・・TEL:0965-32-7387(医王寺)
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