所在地・・・袋町5-34 医王寺
木造聖観世音菩薩像(高さ76.5㎝)は桧材(ひのきざい)の寄木造(よせぎづくり)で、鎌倉時代の作です。観音菩薩は、千手観音や十一面観音など様々な姿に変化して人々を救いますが、聖観音はそれらに変化する前の姿です。本像は、端正(たんせい)な顔立ちや衣の襞(ひだ)の写実的な表現などから、中央で活躍した慶派仏師(けいはぶっし)の作と考えられています。
名称・・・・・木造聖観世音菩薩立像(もくぞうしょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)
指定ランク・・県指定重要文化財
種別・・・・・有形文化財・彫刻
指定年月日・・昭和38年4月25日
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