所在地・・・鏡町 御幸野
古い日本語によるとカガとは芝原(荒地)、ミは水または泉のことです。
人は水のわく所に集まって住みますが、この池の周辺にまず鏡村ができました。
その村が発展して元禄のころは、上鏡村・鏡村・町鏡村と分かれ、明治22年(1889)内田、芝口などをあわせて鏡町となり、昭和30年鏡町・有佐村・文政村の合併後も名を残す、現在の鏡町が、この池をもとに発展したことがわかります。
また、この池では、その昔、蘇我石川宿袮が当地に来られた時、若者達が鏡が池に裸で氷を割って飛びこみフナを手取りにしてさし出したという故事にならい4月7日フナ取り神事が行われています。
尚、当時の池は、周囲が一里半(6km)もある湖であったといわれています。
名称・・・・・・・・・鏡が池(かがみがいけ)
指定ランク・・・・市指定
種別・・・・・・・・・記念物・史跡
指定年月日・・・昭和51年5月29日
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