所在地・・・東町
川原地蔵堂は、古麓にあった長福寺の住職勢辨法印(せいべんほういん)が退職後、故郷川原にもどり宝珠庵を建立し、長福寺に祀ってあった地蔵菩薩像をもらい受けて安置したのが始まりとされています。
その後、代々の堂主が改築を行い、万延元年(1860年)に、現在の姿に再建されました。
現在の建物は正面2間、側面3間の木造平屋・茅葺・寄棟造りとなっています。
この地蔵菩薩は霊験あらたかで、八代城代松井家の信仰も篤く、堂宇には松井家の家紋である「三ツ笹紋」の彫刻があります。
また、本尊の地蔵菩薩坐像(市指定文化財)は江戸時代に作られたものです。
名称・・・・・・・・・川原地蔵堂(かわはらじぞうどう)
指定ランク・・・・市指定
種別・・・・・・・・・有形文化財・建造物
指定年月日・・・昭和58年8月10日
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