本市と新竹市の友好交流協定締結1周年を記念し、令和8年2月4日(水曜日)から7日(土曜日)にかけて、小野市長を団長とする八代市民使節団57名が台湾の新竹市と台南市を訪問しました。今回の市民使節団は、本市の経済団体の皆さんにも同行していただき、世界的な半導体企業であるTSMCが熊本県に進出したことを受けて、皆さんに「台湾の産業発展の歴史を学ぶ」ことをテーマとして参加していただきました。
1日目は、阿蘇くまもと空港から高雄国際空港への直行便に乗り、台南市に移動しました。高雄や台南は熱帯に属しており、当日の最高気温が30度弱もあって、日本との気温差にとてもびっくりしました。台南市では、鄭 成功(てい せいこう)が祀られている「延平郡王祠(えんぺいぐんおうし)」とオランダ東インド会社が築いたプロヴィンティア城に由来する「赤崁楼(せっかんろう」を視察しました。鄭成功は、この赤崁楼を政権の拠点としていました。
2日目も台南市にある「安平古堡(あんぴんこぼう)」、国立台湾歴史博物館、烏山頭ダムを視察しました。
安平古堡は、オランダ東インド会社が貿易拠点として築いたゼーランディア城があった場所で、鄭成功が安平城と改名したものです。
国立台湾歴史博物館は、台湾の歴史に関する知識を人々に伝えることを目的に設立され、より充実した台湾史の学びの場となっています。
烏山頭ダムは、日本人技術者の八田 與一(はった よいち)が建設を指揮し、台湾南部の農業発展に大変寄与したダムです。
3日目は、台南市から新幹線で新竹市に移動し、新竹ガラス工芸館、新竹都城隍廟(しんちくと じょうこうびょう)、台積創新館を見学し、その後、新竹市政府を表敬訪問しました。
新竹ガラス工芸館は、ガラス工業も盛んな新竹市において、ガラス工芸品だけを集めた珍しい博物館です。
新竹都城隍廟は、台湾で最高位の城隍廟で、新竹市民の信仰を集めるお寺です。周囲には、名物であるビーフンや貢丸など、新竹名物を売っている屋台がたくさんあります。
台積創新館は、TSMCの本社にある近未来型の博物館で、TSMCの創業と発展の歴史や半導体について学ぶことができる施設です。
最終日は、新竹県にある「北埔老街」を訪問し、擂茶(れいちゃ)を体験しました。北埔老街は、9月に開催した「台湾文化芸術コンサート」で演奏してもらった「新竹北埔八音団」のふるさとで、客家人が住む街です。ここで体験した擂茶は、ピーナッツやゴマなどの雑穀と茶葉をすり鉢で餡状になるまですりつぶし、抹茶やお湯でそれを溶かしていただく「食べる」お茶です。
その後、桃園国際空港から福岡空港に向かい、バスで夜遅くに八代市役所に到着しました。
参加された皆さんは、訪問した先々で市民と交流を図るとともに、台湾の歴史を学ぶことで、より一層台湾を身近に感じていました。今後も市民同士の交流を通して、新竹市との交流の更なる深化を図る取組を進めていきます。
新竹市政府への表敬訪問の詳細はこちら

台積創新館

台積創新館

新竹都城隍廟

新竹都城隍廟

新竹ガラス工芸館

烏山頭ダム

八田與一像

国立台湾歴史博物館

国立台湾歴史博物館の張 隆志 館長

安平古堡

赤崁楼

赤崁楼

延平郡王祠

延平郡王祠