令和6年12月記者会見
と き:令和6年12月19日(木曜日)午前10時~
ところ:本庁3階 庁議室
■市政の動向
(1)令和6年市政10大ニュース
本日の定例記者会見は、今年最後の記者会見ですので、市政における、今年の主な取組や出来事を10大ニュースとして、取りまとめています。
今年1年を振り返ってみますと、6月にアジア最大の物流不動産企業であるESR株式会社との間で「やつしろ物流拠点構想」の実現に向けた覚書を交わしました。
同社からは地域の持つポテンシャルへの期待から「今後10年から15年の間に10億米ドル、日本円にすると約1,500億円規模の投資をする可能性がある」ことが示されました。
さらに、9月には台湾の半導体大手TSMCの本社が所在する台湾の新竹市と友好交流協定を締結し、今後、様々な分野での交流を通して、両市の経済発展などに繋げていくこととなりました。
加えて、10月には県営工業団地が、龍峯地区に約25ヘクタールの規模で整備することが県から公表され、令和10年度の分譲開始を目指し、整備推進に向けた覚書を
県と交わしています。
このように、今年は様々な分野での連携が進んだ年になったと感じています。
次に、坂本町の復興については、坂本支所とコミュニティセンターの再建が来年末の完成を目指し、本格化しています。
さらに、輪中堤や宅地かさ上げによる住まいの再建に加え、鎌瀬橋、坂本橋、深水橋の架け替えなどの工事が着々と進んでいます。
引き続き、一日も早い坂本町の創造的復興に取り組んでいきます。
次に、昨年度から誘致を進めてきました、バドミントンの国際大会「バドミントンアジアジュニア選手権大会」についてですが、令和8年度に本市で単独開催されることが決定されました。
年明け1月には、私がマレーシアにあるアジアバドミントン連盟の本部を訪問し、「開催合意書の締結」を行う予定としています。
次に、八代亜紀さんの功績を後世に残すため、八代亜紀さんメモリアル事業実行委員会を設立しました。八代亜紀さんメモリアル事業への寄付金の募集を、現在も行っていますので、引き続き多くの皆さまからのご支援をお願いします。
そのほか、第2次八代市総合計画において「重点戦略」に位置付けている施策を中心に、様々な取組を推進してまいりました。それぞれの項目については、後ほど資料をご覧ください。
来年は、これまでの取組をさらに深化させるとともに、さらなる”発展”や“成長”を遂げるべく、「やつしろ」の明るい未来づくりのために、市民の皆様とともに全力で取り組んでいきたいと考えています。