9月9日(土曜日)に第4回講座として講座「新規就農者の取組み」を行いました。
今回は、市内の新規就農者(R5就農)である平岡 祥吾 氏と、本村 厚志 氏にお越しいただき、前半は農業を始めてから上手くいったことや上手くいかなかったこと、大変だったことなどをお話しいただきました。後半は机を囲んでの意見交換会を行いました。
平岡 祥吾 氏の取組み
平岡氏はブロッコリー・水稲を作っていて、『苗作り』と『初期管理』に特に気を使ったこと、また、毎日朝・昼・夕に田んぼの見回りをして気づいたことはメモしたり、疑問があればすぐに周りのベテラン農家の方に聞いたりしたことを話されました。最後は、「とにかくやってみることが大事」「農業は良くも悪くも自分の自由に出来る仕事である」と、農業の面白さを受講生に伝えていただきました。
本村 厚志 氏の取組み
本村氏はアスパラガス・ブロッコリーを作っていて、「微生物資材やミネラル資材を使った栽培」を行っていること、これにより、農作物の病気や、ナメクジによる食害が全くなかったこと、資金調達の重要性などについてお話しいただきました。最後は、「思い切り失敗してほしい」「努力だけでなく、失敗という経験も積み重ねた先に結果がある」と、受講生に対し熱く語っていただきました。
意見交換会
机を囲み、お互いの顔が見える形で意見交換会を行いました。「農業をやる上でのやりがいとかはありますか」「なんで農業を始めようと思いましたか」などのたくさんの質問が受講生からあり、講師のお二人が分かりやすく答えておられました。中には、八代農業高校の生徒で「学年が上がったら農業コースに進もうと思いました」と、お二人の話が強く印象に残っている受講生もいました。
新規就農者の講話や意見交換会は、受講生にとっても身近で分かりやすく、この2時間はとても充実した時間になったものと思われます。
講話を聞いた受講生が数年後新規就農者になり、八代農業塾の講師として再び参加してもらえることを期待しています。
【おまけ】芋の様子
↑芋の植え付け時(6月22日)
↑11週間後(9月7日)
■農業塾の詳細はこちら⇒【八代農業塾】第五期開講
【主催】
八代市担い手育成総合支援協議会(八代市農林水産政策課内)