(1)ベビーファースト宣言について
こども・若者施策を総合的に推進するため、新たに「八代市こども計画」を策定いたしましたが、それに合わせて、日本青年会議所が推進するベビーファースト運動の趣旨に賛同し、去る3月26日に、八代青年会議所の山田理事長とともに「ベビーファースト宣言」を行いました。
「ベビーファースト」とは、こどもを産み育てたくなる社会を実現するために、妊産婦をはじめ、子育て世代が過ごしやすい環境の醸成をめざす運動です。
本市におきましても、子育て支援の輪を広げることで、「未来かがやく こどもまんなかやつしろ」をスローガンとし、若者が本市で結婚し、安心して子どもを産み、子育てができるまちを推進してまいります。
(2)やつしろ結婚サポートセンター「Lynk(リンク)」について
「八代市こども計画」に基づく取り組みの一つとして、今月18日に、やつしろ結婚サポートセンター「Lynk(リンク)」を開設いたします。
これは、昨年4月に行った若者を対象とする意識調査において、約半数の方が「結婚したい」と考えている一方で、「適当な相手と巡り合えない」と感じている方が3分の1を超えるという結果が明らかになったことを受け、結婚を望む若者を支援するための相談窓口を設置するものです。
これまでに市が実施してきた独自の子育て施策に加え、新たに若者の出会いの場を創出することで、出会いから結婚、その後の子育てまで、一貫したサポートにより市民の皆様が幸せを実感できるまちづくりを進めてまいります。
(3)クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の寄港について
今年1月からこれまで、八代港にすでに13隻のクルーズ船が寄港しておりますが、そのうち、くまモンポート完成後、初寄港となるクルーズ船が3隻であり、なかでも、4月24日に9年ぶりに寄港した「ダイヤモンド・プリンセス」は、2004年に日本で建造された、プレミアムクラスのクルーズ船で、高い人気を誇っています。
今年1月には「くまモンポート八代・クルーズ活性化協議会」の会長として、副会長である八代商工会議所の竹永会頭とともに、プリンセスクルーズ日本支社を訪問しており、今回の寄港の実現に至ったことを非常にうれしく思っています。
当日は、地元の事業者の皆様と連携し、入出港時のおもてなしや、お祭りでんでん館における物産展、日奈久地域でのイベントなどを実施することで、乗船客の皆様が、市内各地を周遊し、本市の魅力に触れていただけたものと考えています。
引き続き、クルーズ船の寄港による本市への経済効果を高めるため、受入れ態勢の強化を図ってまいります。
(4)各種イベントについて
先月25日に鏡町で「ふる郷愛鏡祭」が開催され、恒例の畳投げ大会や魚のつかみ取り体験に加え、旬を迎えたじゃがいもの詰め放題、メロン・アサリの販売が行われました。
また、今月1日に「平家いずみ お茶まつり」が道の駅「秘境の郷いずみ」で開催され、泉町のお茶をはじめとする特産品の販売のほか、手煎り釜茶の体験や鹿の皮を使ったモノ作り体験など様々な催しが行われました。
いずれのイベントも「新市誕生20周年記念」と題し、内容を拡充して開催したことで、多くの方にお越しいただき、賑わいを見せていました。