令和7年3月記者会見
と き:令和7年3月26日(水曜日)午前10時~
ところ:本庁3階 庁議室
■市政の動向
(1)公式ポータルアプリ「やつしろポータル」のリリースについて
本市では、“スマートシティやつしろ”を目指し、日常生活や観光、防災など、様々な分野において、アプリやウェブサイト等による行政情報の発信を行っていますが、「アプリなどが多すぎてよくわからない」、「知りたい情報が得にくい」という声もいただいていました。
そこで、各種情報へワンストップでアクセスできる、スマートフォン用のアプリ「やつしろポータル」を構築し、本日リリースしました。
この「やつしろポータル」は、「インフォカナル」や「はちパス」など市の公式アプリをはじめ、市ホームページ、各種証明書や施設予約等のオンライン申請といった行政サービスを集約し、一元的にアクセスすることができます。
また、緊急情報や各課からのお知らせ、ホームページの新着情報などのほか、マイナンバーカードによる本人確認を行うことで、公共料金のお知らせや健診の案内なども個別に受け取ることができるようになります。
市民の皆様には、ぜひこの機会に「やつしろポータル」をダウンロードいただき、日々の生活に役立てていただければと思っています。
(2)公用車管理システムの導入について
本市では、公用車を効率的に使用するためのツールとして、「公用車管理システム」を導入し、来月4月から本格運用を開始します。
このシステムは、これまで各部署において管理していた公用車の車両情報や運行記録などの一元管理及びキーボックスの導入による鍵の管理の無人化と適正管理など、公用車管理の効率化を行うために導入するものです。
また、本庁舎内の公用車の共同利用を開始するとともに、パソコンやスマートフォンからの予約や使用状況の確認を可能とすることで、利便性の向上も図ります。
さらに、システムから得られる時間ごとの正確な稼働状況などのデータを用いて、公用車の適正台数や台数削減の検討を進めるなど、今回のシステムの導入により、さらなる公用車の適正管理に向けて取り組みを進めていきたいと考えています。
(3)八代市ふるさとスタートアップ支援事業補助金について
本市では、新しい事業に取り組む企業等の成長を支援することを目的として、社会や地域の課題解決に資する事業を実施される個人や事業者の方々に対して「八代市ふるさとスタートアップ支援事業補助金」を新たに実施します。
現在、若い方を中心に創業への関心が高まっており、新たなビジネスを生み出す動きが活発化しています。
しかしながら、資金調達や経営ノウハウの不足など、多くの課題を抱えている現状があると認識しています。
そこで、本事業では「ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング」で調達した資金を原資として補助金を交付し、新しい事業に取り組む企業などの成長支援を行います。
寄付目標の上限を150万円とし、集まった寄付額から返礼品経費などを除いた金額を補助金として交付します。
また、寄付額とは別に準備金として20万円も交付します。
事業の募集は、4月7日から開始し、5月9日までとしています。
今回の補助事業により、八代の未来を創る起業家の創出を図っていきたいと考えています。