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令和5年6月 記者会見

最終更新日:

6月定例記者会見



令和5年6月記者会見

 と き:令和5年6月22日(木曜日)午前10時~
 ところ:本庁3階 庁議室



■市議会6月定例会

 まず、市議会6月定例会についてです。

 会期は、7月3日(月曜日)から7月25日(火曜日)までの23日間です。

 開会日の提出予定議案は12件で、内訳は、予算議案1件、事件議案6件、条例議案5件です。また、諸報告が2件あります。

 今回の一般会計の補正予算の総額は、10億9,560万円です。

 主なものを説明します。


 まず、令和2年7月豪雨災害関連事業として、327万円を追加しています。

 内容としては、令和2年豪雨災害で被災した「道の駅坂本」については、再建方針を決定していますので、今後、建設及び敷地造成を行うために必要な基本計画策定経費327万円を追加するものです。


 次に、「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援」関連事業として、総額6億288万円を追加しています。こちらは、国の新型コロナ臨時交付金を活用した事業です。

 内容としては、子育て支援関連で、原油価格や物価の高騰の影響を受けている私立保育所などの食材費に補助を行う経費1,230万円や八代市立の学校、幼稚園の給食費を年額6,000円減額する経費4,680万円、農業経営収入保険に新規または継続申込をした経営体に対する保険料の一部を補助する「収入保険加入緊急支援事業」に5,108万円、畳表に使用する経糸価格が上昇している中、農家経営の継続を図るため、経糸購入経費の一部を補助する「畳表経糸価格高騰対策支援事業」に4,203万円、「LPガス利用世帯」の負担軽減を図るため、県LPガス協会を通じて、価格高騰分の一部を補助する「LPガス価格高騰対策支援事業」に2億2,370万円、ロイヤルカリビアン社のクルーズ船初寄港に伴うくまモンポート八代のグランドオープン記念事業に1,840万円、などです。


 次に、本市の重点戦略関連事業として、総額2億3,372万円を追加しています。主なものとしては、観光交流事業では、観光情報サイトを統合したポータルサイトの制作や「やつしろ観光dガイド」との連携に係る費用及び日本製紙八代工場壁面の八代妙見祭PR看板撤去に3,319万円、防災対策事業では、「スマート避難所システム」の導入に3,300万円、などです。


 このほか、国や県などからの補助金を活用した事業として、総額2億666万円を追加しています。主なものとしては、私立保育園の園舎建替に対して補助を行う「私立保育所施設整備事業」に1億550万円などです。

単独事業としては、総額4,907万円を追加しています。

 「(仮称)新南部給食センター施設整備事業」については、学校給食施設を再編統合し、市内の南部エリアと北部エリアの2か所に新たな給食センターを順次整備することとしています。そこで、南部エリアの給食センターの整備にあたり、必要な不動産鑑定、用地測量業務のほか、施設整備アドバイザリー業務を委託する経費に1,484万円、「バドミントン日本代表合宿開催事業」では、令和5年から令和8年までの4年間、熊本県で開催されるバドミントンの国際大会「熊本マスターズジャパン」に参加する日本代表選手の事前強化合宿に要する費用の一部について、実施主体である八代市スポーツコミッションへ負担する費用317万6千円、が主なものです。

 以上が、6月補正予算の概要ですが、このうち、防災対策事業について、詳細を説明します。


■八代市スマート避難所システム

 坂本地域に甚大な被害をもたらした令和2年7月豪雨では、避難者が長期間にわたり避難所生活を余儀なくされました。その際、避難者の避難所への入退出状況の把握、避難者の健康状態の確認、必要な食事や支援物資の把握など、避難所運営業務が多岐におよび情報が輻輳するなど、避難所運営に支障が生じました。

 そのため、本市では、避難所運営の効率化や避難者ニーズを確実に把握・共有できるよう、ICT等のデジタル技術を活用し、避難者の入退出に係る業務や必要な食事・支援物資の把握などをオンラインで行う「八代市スマート避難所システム」を導入するため、今般の補正予算に本システムの構築に係る費用3,300万円を計上しました。

 本システムは、八代市公式LINEを活用し、市民の皆様は事前にスマートフォンなどで登録していただき、発災時に避難所が開設された場合には、避難所の入退出受付を「QRコード」により行います。また、安否情報を届けたい方のメールアドレスを事前に登録することで、安否情報がメールで自動配信することができるほか、避難者の健康状態もシステム上で把握することができます。本予算成立後、速やかにシステム構築に取り掛かり、令和5年度末までに構築完了、令和6年度当初から運用開始を予定しています。

 以上で、予算議案の説明を終わります。

 なお、今回の6月定例会では、先にお示しした方針通り、八代市厚生会館の廃止条例を提案します。


■市政の動向

(1)令和2年7月豪雨災害八代市追悼式

 令和2年7月豪雨災害における本市の追悼式典を7月2日(日曜日)午前10時から、八代市立坂本中学校体育館において開催します。また、坂本町の住民の皆様だけでなく、すべての市民の皆様が豪雨災害を記憶にとどめ、後世に伝えていく契機とするため、追悼式典終了後の午前11時頃から午後2時まで、一般参列者を対象とした一般献花を行います。


(2)八代くま川祭りの開催

 8月4日から5日にかけて、「八代くま川祭り」を4年ぶりに開催します。

 本年は「昭和レトロ」をテーマとして、昭和時代のくま川祭りの恒例イベント「カラオケのど自慢大会」を復活させます。

主会場は28年ぶりに旭中央通りからお祭りでんでん館と県道42号線の堀端通りに移し、総踊り、ステージイベント、大人みこし、子どもみこしなどの様々なイベントを一体的に行います。

 また、特別企画として、音楽グループET-KINGによるライブも行われます。

 来場者の皆さまに楽しんでいただき、思い出に残るものとなるよう準備を進めていますので、多くの皆様のご来場をお待ちしています。


(3)八代市と台湾バドミントンジュニア選手との交流

 本市は、「台湾バドミントン協会とのスポーツ分野における友好交流覚書」並びに「台湾オリンピック委員会・台湾バドミントン協会とのホストタウン事業に関する覚書」に基づき、熊本県バドミントン協会・八代市バドミントン協会と連携して、台湾とのスポーツ分野の交流推進を図っています。

今回、この事業の一環として、本市の高校生のバドミントン選手が台湾を訪問して親善試合を行います。

 さらに、台湾バドミントン協会を訪問し、11月に熊本で開催される「熊本マスターズジャパン」に出場される台湾バドミントン選手の本市での合宿誘致などを含めた今後のホストタウン推進について協議を行います。

 日程は、令和5年6月20日から26日で、関係者を含め合計27名の選手団を台湾との交流事業に派遣します。

 台湾とのホストタウン交流事業を実施することで、国際交流をはじめ、交流人口の拡大や地域活性化を推進していきたいと考えています。


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