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2022.11.28市長メッセージ (最近の市政の動向について)

最終更新日:
 令和4年12月定例市議会の開会に当たり、最近の市政の動向について、ご報告申し上げます。

(1)新型コロナウイルス感染症への対応について

 新型コロナウイルスの陽性者数につきましては、10月中旬ごろから全国的に増加傾向が続いており、「第8波に入った」との指摘もなされております。熊本県内も同様の傾向にあり、最大確保病床使用率が20%を超えたことから、11月11日に、リスクレベルが「レベル2」に引き上げられました。

 県の感染症対策専門家会議の分析によると、感染者が増加している要因として、「暖房時における換気の不十分さ」が挙げられています。これから冬本番を迎えるにあたり、インフルエンザの同時流行も懸念されていることから、本市としましても、換気の徹底をはじめとする基本的な感染防止対策の周知や、希望される方への迅速なワクチン接種を推進してまいります。


(2)坂本町の復興に向けた取組について

 令和2年7月豪雨災害を風化させることなく、被災された皆様を応援することを目的として、11月13日に「坂本町復興講演会」を開催いたしました。当日は、多数の皆様のご臨席のもと、坂本町鶴之湯旅館四代目の土山大典さん、東日本大震災語りべの佐藤美香さん、本市出身の映画監督である遠山昇司さんによる講演会と、俳優の中原丈雄さんを加えた4名の皆様によるパネルディスカッションが行われました。講演会では、災害から復興への歩みや命の大切さについて、そして、パネルディスカッションでは、ふるさとへの想いや被災の経験を踏まえた災害への備え、心のケアなどについて、それぞれのお立場からお話しいただきました。

 また、12月4日には、球磨川流域橋梁着工式が、坂本町の旧グリーンパークで開催されます。八代~人吉市間で流失した橋梁10橋を含む国道219号や県道等の被災道路につきましては、国の権限代行による災害復旧事業を進めていただいております。今回の着工式は、流失した橋梁のうち、坂本橋、鎌瀬橋など5橋の下部工事の着手にあたり、国、県、関係市町村で開催するものであります。これらの橋は、地域住民の皆様の生活を支える重要な橋であり、とりわけ 鎌瀬橋は、八代と人吉・球磨、芦北をつなぐ幹線道路である国道219号に架かる橋ということもあり、流域市町村のみならず、多くの方々が一日も早い完成を願っておられます。

 本市といたしましても、国、県、流域市町村と更なる連携を図りながら、引き続き、復旧・復興に全力で取り組んでまいります。


(3)政府要望について

 令和2年7月豪雨災害からの創造的復興やその他の重点的に対応すべき課題解決を図るため、11月15日から16日の2日間にかけて要望活動を行いました。今回の要望では、金子恭之衆議院議員のサポートをいただきながら、地元選出の国会議員の先生方をはじめ、国土交通省、総務省、農林水産省の大臣政務官や事務次官、局長など、2日間で50箇所以上を訪問し、22項目の要望書を提出しました。

 なお、今回、本市の重要課題である国際クルーズの早期再開についても要望を行ったところですが、11月15日に、国土交通省が国際クルーズ船の受け入れを来年3月から再開する旨を発表しました。円安や水際対策の緩和がインバウンド需要回復に追い風となっている中、くまモンポート八代を有する本市としましても、国際クルーズの運行再開を大いに期待しているところです。引き続き、ポートセールスや受け入れ準備に努めるとともに、市民の皆様のクルーズ船に対する不安払しょくに向けた取組も進めてまいります。


(4)八代市デジタルプレミアム商品券の2次販売について

 多くの方々にご利用いただいているプレミアム率40%の当該商品券でありますが、市民の皆様の家計負担軽減と事業者の皆様の継続的な支援を目的に、現在、アプリ版の2次販売を実施しております。

 申込期間は、12月9日までとしており、お一人につき20口2万円(額面2万8千円分)まで購入いただけます。また、世帯の代表者の方が、同一世帯でスマートフォンをお持ちでない方の分も購入できるよう、最大5名分までまとめて申し込みが可能です。

 新規で購入される方はもちろんのこと、1次販売で購入いただいた方も新たに20口2万円まで申し込み可能となっておりますので、一人でも多くの市民の皆様にご利用いただきたいと思います。


(5)各種イベント等について

 11月15日、3年ぶりの開催となりました「八代城築城400年記念 第35回やつしろ全国花火競技大会」は、天候にも恵まれ、多くのお客様に約1万4千発の花火を楽しんでいただきました。サプライズとして上演された「ポケモンGOスペシャル ドローンショー」も、大変好評でありました。

 同じく3年ぶりに開催されました「八代妙見祭」につきましては、11月6日に、お祭りでんでん館で開催された「ちびっこ妙見祭」を皮切りに、22日の「御夜」では、「笠鉾」の展示や「昔なつかし写真展」などが行われ、大勢のお客様で賑わいを見せました。そして、祭り本番の23日は、あいにくの空模様ではありましたが、こちらも大勢の見物客で賑わい、参加団体の皆さんが一体となった華やかで勇壮な「神幸行事」となりました。今後も、八代妙見祭保存振興会をはじめとする関係団体と連携をとりながら、祭の魅力を国内外に発信し、観光客の増加や地域の活性化につなげてまいります。

 また、10月16日の「せんちょうい草の里まつり」、10月23日の「東陽しょうが祭」、そして11月13日の「坂本ふるさとまつり」など、それぞれ地域の特徴を活かした内容で開催し、市内外から大勢の皆様にお越しいただき、賑わいのある「八代の秋」となりました。


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