本大会は、金子恭之総務大臣をはじめ、松村参議院決算委員長、馬場参議院外交防衛委員長、藤巻九州地方整備局長、県議会、市議会、関係市町村長、経済団体の皆様など、多くの方にお集まりいただきました。
ご承知のとおり、八代・天草シーライン構想は、九州の中心に位置する、県南・天草地域を横軸でつなぎ、九州縦貫自動車道、南九州西回り自動車道などと併せて、九州広域圏の交通ネットワークを形づくるものです。
この構想の実現は、県南・天草地域の連携をさらに強め、新たな経済圏や観光ルートの創出、交流人口の拡大など、地方創生につながり、ひいては九州広域圏の活性化にも寄与するものと大いに期待しているところです。
さらに、平成28年熊本地震や令和2年7月豪雨災害など、自然災害の大規模化・頻発化を踏まえ、県南・天草間の既存の陸路が不通になった場合の代替ルートとして、国土強靭化の観点からも、本構想の実現は必要不可欠なものであると考えています。
この八代・天草シーライン構想を推進するため、「八代・天草シーラインの早期実現を図ること」「事業化に必要な調査・検討に早急に着手すること」という二つの事項を提言する大会決議が、全会一致で採択されました。