市長の動画メッセージ
(八代市公式YouTubeチャンネル)
画像をクリックすると動画に移動します。
※ブラウザによっては画像が表示されない場合があります。その場合は
こちらから移動してください。
メッセージ全文
市民の皆様におかれましては、日頃より市政の運営に対し、ご理解とご協力をいただいておりますことに、心より感謝を申し上げます。
令和2年7月豪雨の発生から、ちょうど1年が経過いたしました。
改めまして、豪雨災害でお亡くなりになられた4名の皆様のご冥福をお祈りしますとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
1年前のあの日、多くの恵みをもたらしてきた球磨川は、これまで見たこともないほどに荒れ狂い、坂本町を中心に、土砂崩れや氾濫が発生するなど、甚大な被害をもたらしました。
そのような中にあって、発災直後から国や県、他自治体などの関係機関、建設業をはじめとする様々な企業、関係団体の皆様には、多くのご支援、ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
さらに、猛暑の中、駆けつけていただいた、8千人を超えるたくさんのボランティアの皆様には、きめ細かな、心温まるご支援をいただき、重ねて御礼を申し上げる次第であります。
本市といたしましては、発災からのこの1年間、被災された皆様が、一日も早く、安心して、住み慣れた地域での日常生活を取り戻すことができるよう、国、県とも密接に連携しながら、住民の皆様と一緒になって、全力で取り組んできたところでございます。
現在、坂本橋と鎌瀬橋の仮橋完成をはじめ、被災した「広域交流センターさかもと館」と「さかもと復興商店街」がオープンするなど、徐々に目に見える形で、復興が進んできたと感じております。
本年2月には、「みんなで取り戻す 生き生き笑顔の さかもと」を基本 理念とする「八代市坂本町復興計画」を策定し、直ちに実行に移しました。
今後も、被災された皆様のご意見やご要望をしっかりと伺いながら、災害公営住宅の整備を含めた地区ごとの復興まちづくり計画を策定するとともに、被災した坂本支所の再建や周辺のインフラ整備に、スピード感を持って、取り組んでまいります。
私たちは、これから創造的復興の歩みを着実に進めるとともに、坂本町の皆様はもちろんのこと、すべての八代市民が今回の豪雨災害を忘れることなく、永く記憶にとどめ後世に伝えていかなければなりません。
また、今回の豪雨災害を教訓として、これまで多くの恵みを与えてくれた「球磨川」と、これからも共に生き、この坂本町で「復興の花」が咲き、被災者の皆様に「笑顔の花」が咲き誇るよう、一丸となって、力強く進んでいくことを、改めてお約束いたします。
市民の皆様におかれましても、引き続き、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
令和3年7月4日
八代市長 中村 博生