インフルエンザの感染予防に努めましょう。
令和7年(2025年)第46週(11月10日~11月16日)の熊本県感染症発生動向調査で、県全体のインフルエンザの定点当たりの患者報告数は、1,293件(一定点当たり17.96)で、一定点当たりの報告数が注意報レベルの基準値である「10」を超えました。また、保健所別で、八代地域は、(定点あたり8.71)でしたが、今後急増の可能性があります。
(警報レベル基準:1定点あたり30、警報解除基準:1定点あたり10)
昨年は、報告数が1,559件(一定点あたり19.73)となった第50週から警報レベルに急増したため、今後、さらに急激に拡大するおそれがあります。
今年最後の連休や年末・年始に向け、人が多く集まる場所に出かける機会が増える時期です。一人ひとりが正しい知識を身につけて、手洗い、せきエチケットなどインフルエンザ対策をしっかり実行しましょう。
(1) 突然の高熱と寒気、頭痛、全身のだるさ、筋肉痛などの全身症状が特徴です。
(2) 時には肺炎や脳症などを併発して重症になることもあります。
(3) インフルエンザはその年により流行の程度に差がありますが、11月から12月に始まり、翌年の1~3月頃の間に患者が増加します。
(1) インフルエンザの予防接種は、発症予防もしくは重症化防止に有効とされています。希望される場合は、早めに接種しましょう。
(2) こまめに石鹸と流水でていねいに手を洗いましょう。
(3) 十分な栄養と休養をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
(4) 周囲にインフルエンザの患者がいる方は、特に注意し、毎日の体温測定などで健康観察を行い、早期発見に努めましょう。
(1) 早めに医療機関を受診しましょう。(症状が出てから概ね48時間以上経過すると、抗ウイルス薬の十分な効果が期待できません。)
(2) 咳のあるときは、マスクを着用しましょう。特に、医療機関を受診する際は、他の患者への感染防止のため必ずマスクを着用してください。
(3) 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
(4) 水分を十分に補給しましょう。
■熊本県ホームページ
インフルエンザを含む「感染症発生情報(週報)」 http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_2629.html(外部リンク)
■厚生労働省ホームページ
咳エチケット https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html
(外部リンク)
インフルエンザ予防のために~手洗い・マスクのススメ※政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/prg/prg7362.html
(外部リンク)
インフルエンザ(総合ページ)※厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html
(外部リンク)