八代市は、台湾基隆市(キールン市)と都市間における友好交流協定を締結しました。
海外との協定締結は中国北海市に続き、2番目の締結都市となります。
これから八代市は、基隆市と産業、経済、文化、スポーツ、観光、教育等の各分野での交流を
促進してまいります。

八代市・基隆市との友好交流協定調印式
日 時:平成30年4月19日(木曜日)
場 所:基隆エバーグリーンローレルホテル3階
(台湾基隆中正區中正路62-1號)
【協定書内容(一部抜粋)】
八代市と基隆市は、相互理解と友好互恵を増進するため、次に掲げる事項に合意し、協定をここに締結する。
1 両市の友好を図ること。
2 相互に産業、経済、文化、スポーツ、観光、教育等の各分野での交流を促進すること。
3 親善の絆を深め、市政の経験を共有し、お互いの繁栄と発展を図ること。
4 特色がある両市の大型イベントの開催に伴う相互訪問を強化させることによって、
市民及び民間団体間の交流を促進すること。
【基隆市(キールン市)について】基隆市政府より
○歴史
基隆市は,清朝中頃から豊富な鉱産物の産出などにより急速な発展を遂げた都市であり
日本の統治(1895年)以降は,計画的に築港工事が進められた基隆港を中心に,
近代港湾都市として発展しました。
○地勢
台湾の最北端に位置し、北は太平洋を臨んでいます。湾は水深が深く,内陸に湾曲した天然の良港です。
三方を山に囲まれ、総面積132.76㎢のうち95%が丘陵地です。

○政治・経済・文化
戦前の日本が残した都市基盤を基に,軍民共用の港湾都市として発展し,
海軍威海営区や国立海洋科学技術博物館が設置されています。
その歴史からスペイン,オランダ日本統治時代の様々な遺跡が残り多様な文化が融合した景観が
見られます。
基隆港は台湾第2位の貨物取扱量を誇るとともに、基隆港周辺の整備による観光化が進められ、
大型クルーズ客船等の船舶による観光客数が台湾でトップの座を獲得するなど
国際的なターミナル港として更なる発展が見込まれています。
○人口
約36万人
○気候
年間平均気温は約25度で温暖湿潤な気候です。