老後をずっと支える終身の年金
日本人の平均寿命は、医療技術の進歩等によって、今後さらに延びることが予想されて、老後の生活費の不安が大きくなります。
国民年金は、
生きている限り年金が受けとれる一生涯の保障です。
不測の事態に備える保険としての年金
国民年金は老後だけでなく不測の事態にも対応できる優れた制度です。加入者が事故や病気で障がいを負った場合は「障害基礎年金」が支給され、死亡した場合はその遺族に「遺族基礎年金」が支給されます。
⇒公的年金制度の障害・遺族年金は日本人口の20人に1人が受給
納めた保険料分は税金の負担が軽減
納めた年金保険料は「社会保険料控除」として全額控除の対象となり、税金が安くなります。
生涯の年金額は納めた保険料を上回る金額になります
国民年金の老齢基礎年金は、2分の1が国庫負担(税金)で賄われており、国庫負担があることにより、支払った保険料を上回る給付を受けられる計算となっています。厚生労働省の試算によると、2020年に20歳になった人の場合、納めた保険料の約1.5倍となります。
国民年金は経済の変動にも負けません
賃金や物価の変動にあわせて、年金を支える力と給付のバランスをとる仕組みにより年金額が改定されるため、年金に加入(20歳)してから年金を受給(65歳)するまでの間、経済社会が大きく変動したとしても、年金の価値が保障されるものです。