全国の自治体と連携し、移住に関するイベントの開催や情報提供を行っている「ふるさと回帰・移住交流推進機構」が運営するWebマガジン「FURUSATO」で、八代市へ移住された長嶋郁弥さんの移住ストーリーが紹介されました。（長嶋さんは市のホームページ「移住者の声」にもご登場いただいています）
移住を決めたきっかけ、八代市の魅力、移住を検討されている方へのメッセージなどが紹介されています。
お近くに八代市への移住をお考えの方はもちろん、地方への移住を検討されている方や関心のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ本記事をご紹介ください。
FURUSATO移住ストーリー：
（外部リンク）
八代市からのVリーグ参入を目指す！熱き若武者の挑戦ストーリー
長崎県壱岐市からバレーボールのプロ選手になることを目指して八代市に移住。選手として、また熊本スポーツクラブのスポンサー企業の社員として、日々業務や練習、地域イベントに汗を流している、長嶋郁弥さんに熊本移住までの想いや、八代市の魅力、今後の夢についてお話をお聞きしました。
移住のきっかけ
長崎県壱岐市で高校までバレー部に所属していましたが、就職後一旦はバレーボールから離れていました。転機は、地元の小学生バレーボールクラブのコーチを始めた2024年1月に訪れました。保護者の方から八代市でのチーム創設と選手募集のことを聞き、また、周囲の方々から背中を押され、男子バレーボールチーム「熊本Virex（ヴィレックス）」でのプロ選手を目指しトライアウトを受け合格しました。
日中は、社会人として、「揚げ物屋 揚八」で働き、バレーボール選手としてはチームのキャプテンを任されています。
熊本市内から八代市に通う他の選手もいる中、「熊本・八代から男子プロバレーボールチームを作りたい！」という強い気持ちから、迷わず八代市に住むことを決めました。
当初は、長男でもあり親の反対もありましたが、自身の強い想い・熱意に加え、地元壱岐の方々の応援に後押しされ、最終的には家族も、八代市でのチャレンジに送り出してくれました。今では熱心に応援してくれています。
住んでみてわかった八代市の魅力
八代市好きですね！熊本県南の要の都市なので高速道路のICや新幹線の駅もあり、交通の便がよく渋滞が少ないところも魅力です。特に２４時間スーパーやコンビニも多くて買い物に困らない点にもびっくりしています。
山もあり川もあり、市街地と自然が程よく共存している、いいとこどりの生活環境が一番の魅力だと思います。
毎朝、家の近くにある前川周辺を散歩していますが、とても気持ちがよく１日のいいスタートがきれますし、お気に入りのオススメスポットです。
先日、東片自然公園にある７７７段の石段に登ってきましたが、山頂からの眺めは八代を一望することができ絶景でした。
先日は念願だった、八代市の大人気スポットである八代港の「くまモンポート八代」に行き“くまモン”に会ってきました。ここは、国内外からのクルーズ客船も入港し、全長約６ｍのビッグくまモンや全84体のくまモンがいてそれはもう圧巻で、寄港の皆さんをお迎えしている場所なんですよ。
移住後の良かった点、想定外だった点
八代市はスポーツをする環境が整っていて、しかも、とても盛んだったことです。バレーボールひとつをとっても、ソフトバレー、バレー、ふらばーるバレー（※）、と幼児から高齢者まで様々な年代で活動されており、体を動かすこと、スポーツに親しむことが、地域に浸透しているのを目の当たりにし驚きました。
生涯を通じて体を動かすことは健康面だけでなく、人との関わりから仲間を作りやすく、人生を豊かにするきっかけにも一役買っていると思います。さらに盛んになって「スポーツ王国やつしろ」みたいになるといいですね。
（※）ふらばーるバレー・・・不規則に変形した柔らかいボールを、ワンバウンドさせて打ち合うバレーボール型のスポーツ
移住を検討している方へメッセージ
八代市は住みやすく、交通機関、病院、商業施設、スポーツが出来る環境がとても充実しています。
移住し新たな環境に慣れるかどうか、心細く思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スポーツで一緒に汗をかいて仲間をつくる環境が八代市にはあります。
これから来る選手にも八代の魅力をアピールしたいです。
今後もスポーツイベントや大会など、八代市での開催誘致に貢献出来たらと思っています。
全力で頑張ります。ぜひ八代市へ！
長嶋 郁弥 (ながしま ふみや) さん / 長崎県壱岐市出身
会社員、「熊本Ｖirex（ヴィレックス）」キャプテン
2024年1月に八代市に設立された男子バレーボールチーム「熊本Virex（ヴィレックス）」でのプロ選手を目指しトライアウトを受け、合格後の2025年1月に八代市へ移住。また、バレーボールを通じて子どもたちに夢と希望を与え、地域の活力を高める活動を行っている。