子どもたちの安全・安心のために
八代市造園防災協会のメンバーが、7月28日に市立学校等樹木点検のボランティア活動を行いました。
これは、市内の造園業者11社で構成される同協会が地域貢献活動の一環として、幼稚園と小中学校あわせて12カ所の樹木を点検するもので、今回で3回目となります。
同協会のメンバーは学校の周りに植えられている樹木の目視点検を行うとともに、危険性が高く伐採の必要がある樹木には赤いテープを、枝の剪定が必要な樹木には黄色いテープを巻きつけていきました。
同協会の竹原博美会長は「近年の気候変化の影響で、樹木にもストレスが掛かり、枯死・枯れ枝などが発生しています。倒木・落ち枝などによる被害を未然に防ぎ、生徒や先生、地域の皆さんに安全・安心な学びの場を提供するために、お手伝いしたいと思い、樹木の点検を行いました」と話し、市教育施設課の担当者は「暑い中、子どもたちが安心して学校で生活できるよう点検を行っていただきありがとうございます。プロの目で安全かどうか、我々の知識だけではわからない部分を見てもらって非常に感謝しています」とお礼を述べました。
▲倒木のおそれが無いか樹木に触れたり、内部の空洞の有無をハンマーで軽く叩いて確認します。