全国へデフリンピックの魅力を届ける
今年11月に行われる「東京2025デフリンピック」の認知度向上を図るために全国を巡るキャラバン隊が、7月17日に市役所本庁を訪れ、中村博生市長を表敬訪問しました。
本大会は、100周年を迎える記念大会として11月15日~11月26日まで日本では初めて開催され、70~80カ国、約3千人の選手が参加予定となっています。
キャラバン隊には、熊本県ろう者福祉協会松本幸造理事長、東禎理事事務局長、手話通訳の松本成美さん、そして、デフサッカー日本代表候補の湯野琉世選手(八代市出身)が参加されました。
湯野選手は「デフリンピックでは金メダルを取ることを目指して、また良い報告をできるように頑張りたいです。ともに戦っていただければすごく嬉しいです。」と話し、中村市長は「このキャラバン活動を通じて、より多くの人にデフスポーツの魅力が伝わり、大会成功への気運が一層高まることを願っています。」と話しました。
※デフリンピックとは、聴覚障がいのあるスポーツ選手を対象とした国際スポーツ大会です。国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催しており、4年ごとに開催されます。
※デフサッカーとは、聴覚障がい者のサッカーであり、競技中は補聴器を外すことが義務付けられています。ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取りながら競技しています。