令和7年6月記者会見
と き:令和7年6月26日(木曜日)午前10時~
ところ:本庁3階 庁議室
■市政の動向
(1)「新市誕生20周年記念式典」の開催について
今年は、平成17年8月1日の1市2町3村の合併から20周年を迎えることから、市が主催する各種イベントに「新市誕生20周年」の冠を付けて実施しているところですが、市制施行記念日である8月1日金曜日午前10時から桜十字ホールやつしろの市民ホールにおいて、「新市誕生20周年記念式典」を開催します。
また、式典に先立ち、オープニングアトラクションとして、秀岳館高校の雅太鼓の演舞と新市誕生20周年記念映像の上映を予定しています。
式典では、例年実施しています「有功者表彰」に加え、世界的・全国的に活躍され、市民の文化や教育、そしてスポーツの向上や産業の発展にご貢献いただいた方に対する「20周年記念特別表彰」などを行います。
この記念式典を契機に、将来に向かい更なる飛躍と発展につながるよう取り組んでいきます。
(2)八代市中学生議会の開催について
八代市中学生議会は、子どもたちの市政に対する意見や提言などを聞き、今後の市政運営の参考とするもので、8月6日水曜日午前9時45分から、市議会本会議場で開催します。
市立中学校と県立八代中学校を含む16校から、各校2名ずつ、合計32名の生徒の皆さんに参加いただく予定としており、会議の様子はユーチューブでライブ配信します。
これからの本市の発展を担う子どもたちが、身近な問題から自分たちが暮らす八代を見つめ直し、自分の夢や希望を提言することで、市政への関心を高め、まちづくりに積極的に参画しようという意欲が高まることを、大いに期待しています。
(3)台湾文化芸術コンサート観覧者の募集について
本市は、昨年9月に新竹市と友好交流協定を締結しており、本年度は、様々な分野における交流をさらに広げていくため、市民使節団の相互派遣や新竹市での八代港セミナー開催など、友好交流協定締結1周年記念事業を実施する予定です。
今回、この記念事業の一環として、新竹市から、新竹交響管楽団など3つの文化団体をお招きし、9月27日土曜日に桜十字ホールやつしろの市民ホールにおいて、「台湾文化芸術コンサート」を開催します。
コンサートは、昼と夕方の2部構成としており、昼の第1部では八代白百合学園高等学校吹奏楽部の皆さんにも出演いただき、新竹交響管楽団との合同演奏も予定しています。
コンサートの開催によって、鑑賞された市民の皆さんはもちろんのこと、それぞれの市民がお互いの市のことを知り、台湾や新竹市の文化を広く知るきっかけとなることを期待しています。
(4)さかもと復興パネル展の開催について
令和2年7月豪雨から、間もなく5年となります。
この「さかもと復興パネル展」は、令和2年7月豪雨の記憶や教訓を風化させることなく伝承し、併せて復興や防災への関心、理解を深めてもらうことを目的として開催します。
今回、展示しますパネルは、令和2年7月豪雨時の気象情報や球磨川流域の被害状況に加え、球磨川水系緊急治水対策プロジェクトの進捗としまして、住まいの再建に向けた輪中堤、宅地かさ上げの整備や、水害で流失した橋梁の整備の状況をまとめたものを予定しています。
また、より多くの方に坂本町の復興状況を知っていただくため、八代市役所本庁舎をはじめ、市内4か所で巡回展示を行います。
引き続き、国や県、関係機関と連携し、被災された皆様が一日も早く生活を再建し、安心して暮らせるまちづくりの実現に全力で取り組んでいきます。
(5)八代市ふるさとスタートアップ支援事業について
この事業は、新しい事業に取り組む企業等の成長を支援するために、今年度より実施するもので、今回は9名の起業家が提案する事業をふるさとスタートアップ事業として採択いたしました。
採択された起業家は、この後、ふるさと納税サイトでクラウドファンディングに挑戦し、事業の情報発信と資金調達を実施します。その後、調達した資金を原資に、事業計画の実現に向けて取り組まれることになります。
また、本市においても、事業者の皆さまをしっかりとサポートするとともに、今後も、地域の課題解決や活性化に資するスタートアップ育成に力を入れ、持続可能な地域づくりを進めていきます。
最後に、先月の記者会見でお伝えしました「令和2年7月豪雨災害一般献花」につきまして、木村県知事にも出席いただく運びとなりました。7月4日当日は、八代市役所本庁舎1階ロビー及び坂本コミュニティセンターにおいて、知事とともに献花を行います。