八代農業塾(第6期)開講しました!
八代農業塾とは、八代農業高校と八代市が連携し、「農業に興味がある方」「農業を始めたいと思ってる方」のために、農業体験や農業に関する知識を提供する場です。第6期は「生物多様性のある圃場で持続可能な農業を考える」をテーマに、水稲栽培に取り組んでいきます。
6月7日(土曜日)、八代市担い手育成総合支援協議会の事業として、「八代農業塾(第6期)」の開講式が行われました。開講式では、塾長である中村市長及び副長である八代農業高校吉田校長の挨拶に続き、受講生19名を代表して八代農業高校1年の武永楓さんが農業への情熱と意気込みを込めた力強い塾生宣誓を行いました。式では、農業委員会の本田会長をはじめとするご来賓の皆さまにご出席をいただきました。

(左から塾長(中村市長)

来賓 農業委員会 本田会長

農業高校1年 武永さん)
開講式の後は、受講生同士の交流を深めることを目的にオリエンテーションを実施しました。受講生一人ひとりが自己紹介を行い、農業塾に参加したきっかけや水稲栽培への関心を共有しました。その後、農林水産政策課の田浦主事より「八代市の農業」について講話があり、八代地域の農業の特色や現状を学びました。
後半では、八代市で自然栽培による米づくりを行っている塚田農園の塚田美恵氏を講師にお迎えし、「生物多様性のある圃場での水稲栽培」をテーマに講話をいただきました。塚田氏からは、自然栽培を始めたきっかけや慣行栽培・有機栽培との違い、苗づくりや草刈りによる防除の工夫などについてお話を伺いました。中でも、「子どもに安心して食べさせたい」という想いから始まった米づくりの姿勢に、受講生たちは大きな関心を寄せていました。
12月の閉講式までの約半年間、講義だけでなく実技の時間も実り多いものとなるよう、受講生の皆さんには、今後の学びを通して、それぞれの目標に向かって大きく成長されることを期待しています。
【主催】
八代市担い手育成総合支援協議会
(八代市農林水産政策課内)