有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について 最終更新日:2025年6月10日 印刷 有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について 水道水における有機フッ素化合物について、本市では適切に対応を実施しております。安全な水道水を市民の皆様へ供給するため、引き続き関係機関との連携を行うとともに、水質管理に取り組んでいきます。水質検査結果 令和6年度のPFOS・PFOA水質検査において、市内2地点(八代水源地、高田水源地)で暫定目標値の超過はございませんでした。令和7年度は、検査地点数を増やし、市内5地点(八代水源地、松江城水源地、建馬水源地、新開水源地、高田水源地)で検査いたします。 ・過去3年間の検査結果(PDF:28.9キロバイト) ・検査位置図(PDF:548.3キロバイト) 特徴有機フッ素化合物はフッ素と炭素(有機物)が結合した化合物で、1万種類以上の物質があるとされ、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼びます。PFASのうち、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)、PFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸、通称ピーエフヘクスエス)などが挙げられます。これらは環境中で分解されにくい特性があることから、国際的に製造が禁止されており、国内では「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」に基づき、全ての用途で原則製造及び輸入等が禁止されました。参考文献環境省 「PFOS、PFOAに関するQ&A集 2024年8月時点」 (外部リンク)環境省 「Q3 国内ではPFOS等はどのように規制されているのか」 (外部リンク)水質基準への格上げ PFOS 及び PFOA の水質基準での位置付けは、従来は「要検討項目」でしたが、令和2年4⽉1⽇に「⽔質管理⽬標設定項⽬」として位置づけられ、暫定⽬標値は「PFOS及びPFOAの量の和として 50 ng/L 以下」となっています。令和7年2月、中央環境審議会の小委員会において、水道水における有機フッ素化合物の取扱いが検討され、現在の「水質管理目標設定項目」から令和8年4月に「水質基準項目」に見直す方針が了承されました。参考文献環境省 「水道水質基準について」(外部リンク)環境省 「水道における水質基準等の見直しについて(第1次答申)(令和7年5月8日)」(外部リンク)環境省 「令和2年度第1回水質基準逐次改正検討会 資料1」 (外部リンク) 健康への影響環境省及び食品安全委員会による作成資料をご参照ください。参考文献環境省 「PFOS・PFOAとは? リーフレット」(外部リンク)食品安全委員会 「有機フッ素化合物(PFAS)」評価書に関するQ&A(2025年3月19日)(外部リンク)