若い力で盛り上げた「い草の里」ならではのイベント
第43回せんちょうい草の里まつりが3月2日に、八代市公民館、千丁コミュニティセンター、いぐさの里公園を会場として開催され、家族連れなど多くの人でにぎわいました。
これは、千丁町が発祥である「イ草」や「畳表」のPRや地域活性化を目的にせんちょうい草の里まつり実行委員会が開催しており、今年で43回目を迎えます。
今回の「い草の里まつり」では、若い力がイベントを盛り上げました。
地元の千丁中学校の生徒は、表彰式の司会と千丁中DrinkStoreの出店を行いました。司会に挑戦した同校1年の友田大和さん、杉本妃咲さん、村島詩季さんは「本番はとても緊張しましたが、家でたくさん練習してきた成果を出せました。とてもいい経験になりました」と話しました。
また、「高校生カフェ“い草の時間”」を出店した熊本高校2年の草尾航太郎さん、池田智美さん、麻生美貴さんは、「イ草の産業価値を高めたいという思いとイ草の中でカフェを開きたいという夢から今回チャレンジしてみました。」と話し、イ草で装飾された店内で、イ草のお茶やスイーツなどで来場者をもてなしました。
ステージでは、い草・い製品品評会表彰式や九州新喜劇お笑いショー、キャラメルマシーンのスーパーサイエンスマジックショーなどが行われ、会場を盛り上げました。
その他、花ござ手織り体験、ミニ畳づくり、お茶席、無料健康相談、餅つき体験など多くのイベントが行われ、屋外では、地区の子ども会などによる子どもみこしが登場し、掛け声をかけながら会場内を練り歩き、祭りに華を添えました。