薬物乱用防止の取り組みについてご案内します。
薬物乱用とは
薬物乱用とは、医薬品を医療目的からはずれて使ったり、医療目的のない薬物を不正に使ったりすることで
す。
薬物を乱用すると「脳」に悪い影響を与えることが判明しています。
薬は用法・用量を守って正しく使いましょう。
近年、市販の痛み止めや風邪薬を大量、頻回に服用するオーバードーズ(過剰摂取、略称OD)が10代、20代
の若者の間で拡大しています。
この背景には、家庭や学校等で感じている「つらい気持ち」を和らげるために市販薬に頼ってしまうことが考
えられますが、市販薬であっても過剰に摂取することは非常に危険であり、1回だけと思っても、依存してし
まうと自分の力だけでは抜け出せなくなります。
薬物乱用を防止するために
薬物乱用の危険性は身近にあります。
自分には関係ないと思わないこと。
誘われても「ダメ、ゼッタイ」と断る勇気を持つこと。
一人で悩まないで友人や家族に何でも相談すること。
薬物乱用防止について(熊本県薬剤師会)
(外部リンク)
薬物乱用防止に関する情報のページ(厚生労働省)
(外部リンク)
八代市内では、薬物乱用防止について以下のような取り組みを実施しています。
〇児童・生徒向けへの取り組み
実施内容 | 実施者(委託先) |
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・各小中学校、学校保健計画に位置付け、毎年「薬物乱用防止教室」を実施 内容は、各学校の実態に応じて実施 (例)危険薬物、オーバードーズ、医薬品と健康 等 ・薬物乱用防止については、学習指導要領の中の保健領域、保健分野に位置づけられており、各小中学校においても「保健」の時間に学習している | 「薬物乱用防止教室」の講師については、各学校より依頼し実施 【主な講師の職種】 ・警察職員 ・医師(学校医含む) ・薬剤師(学校薬剤師含む) ・更生施設職員 等 |
青少年(主に高校生)に対し「薬物乱用防止教室」を開催(業務委託) | 人権政策課 (八代地区保護司会) |
各学校等へ「青少年だより(広報誌)」を配布し、「薬物乱用防止」に関する情報の周知啓発 | 人権政策課
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啓発資材の提供・貸出、講師派遣等による薬物乱用防止教室開催支援 青少年健全育成・薬物乱用防止キャンペーンの実施(各中学校での啓発資材配布) | 熊本県八代保健所 |
青少年指導員(委嘱)による街頭指導を地域ごとに実施し、大人の目が行き届きにくい場所等を定期的に巡回 | 人権政策課 |
各学校の依頼があれば、学校における性教育講演会の中で薬物についての情報提供を実施 | 健康推進課 |
〇地域での取り組み 実施内容 | 実施者(委託先) |
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公共施設や関係機関に「青少年だより(広報誌)」を掲示し、「薬物乱用防止」に関する情報の周知啓発 | 人権政策課 |
6.26ヤング街頭キャンペーンの実施(街頭での啓発資材配布及び呼びかけ) | 熊本県八代保健所 |
薬物やアルコールなどの依存症に関する相談に対応 熊本県精神保健福祉センターが実施する依存症個別相談についての周知啓発 | 健康推進課 |
薬物乱用について相談したいときは
八代市健康推進課(鏡保健センター 電話0965₋52₋5277)
依存症についての相談
(外部リンク) 熊本県精神保健福祉センター(電話096₋386-1166)
依存症専門医療機関及び治療拠点機関について
(外部リンク)熊本県ホームページより
こころの健康づくりに関する相談したいときは
こころの健康相談
八代市健康推進課 (鏡保健センター 電話0965₋52₋5277)
精神保健相談 熊本県八代保健所(電話0965₋33₋3229)