い業の恒久的安定を目指して
第50回熊本県い業大会(い草・い製品品評会)の表彰式が2月6日に八代ホワイトパレスで行われました。
これは、い業生産者の生産意欲の高揚と「いぐさ・畳表構造調整計画」に基づく畳表の高品質化と加工技術の向上を図り、県産畳表のブランド化を推進するとともに、生産・販売体制の確立と需要の喚起拡大に努め、い業の恒久的安定を図ることを目的に開催されているものです。
同大会には、全国からい草部門116点、い製品部門118点、計234点の出品があり、その中から両部門を通じて計90点が入賞作品として選ばれました。い草の部「農林水産大臣賞」には坂本一真さん・奈美さん(八代市)のい草が選ばれ、坂本さんは「い草農家をはじめて20数年になりますが、今まで積み重ねてきた結果が評価されたことを嬉しく思います。2年連続で農林水産大臣賞をいただけて光栄です」と話しました。
中村市長は「入賞された皆さま、誠におめでとうございます。今後も、高品質ない草・い製品の生産に取り組んでいただき、産地をけん引していただくことを期待しています」とお祝いを述べました。